読谷山花織種類伝統工芸着物
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

「読谷山花織」とは沖縄県の中頭郡読谷村で主に生産されている織物です。

読み方は、「よみたんざんはなおり」と読みます。花織という言葉は読んで字のごとく花柄を用いた織物という意味があります。

花柄を使用した織物は全国各地にありますが、この織物は特に写実的に描かれておらず、幻想的に浮かび上がるように描かれています。

このことから花柄の部分は時に星の集まっている様子に見えることもあります。

500年以上の歴史を持ち、1500年代にはすでに貢ぎ物として生産されていたという記録が残っており、その存在を確認することができます。

琉球王府のご用達になってからはさらにその技術は発展していきました。

技術は発展したものの細かい花の模様は繊細で、描くのには大変な時間を要したのでこれを着用できたのは琉球王国の王族と、読谷村に住む人々だけでした。

まさに沖縄地域でも一部の人間だけが着用を許された「幻の花織」だったのです。

読谷山花織では主に3種類の図柄をもとに花柄が描かれており、それぞれに意味があります。

銭花(ジンバナ)と呼ばれる図案にはお金がたまり、裕福になるという意味があります。次に扇花(オージバナ)はその末広がりな花模様から子孫の繁栄を願うという意味があります。

そして風車花(カジマヤーバナ)には長寿を願うという意味があります。

この織物は、それを使用する人に合わせた花柄を採用する事で、様々な願いを込めていきました。

「読谷山花織」を用いた着物はおよそ10,000円から数万円程度の買取金額がついています。

着物だけでなく、財布やネクタイなど様々なものにリメイクされており、小物は数百円から数千円程度の価格がついていますが、着物になるとそのサイズも大きいため、かなり高値での買取りを期待できます。

『読谷山花織』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物専門の買取業者がお得

伝統工芸技法で作られた着物は、価値を見極めるのは難しい場合が多いです。

もしリサイクルショップに売ってしまうと伝統工芸着物と判定されません。

そのため着物専門の業者に鑑定してもらうことが、金額アップにつながります。

2,1社だけの査定は損をする

伝統工芸着物は買取価格が高いケースが多いので、買取業者によっても査定額に違いがあります。

ある買取業者で金額が15,000円でも、別の業者では30,000円になる可能性もあります。そのため査定は2社以上に出さないと損をしてしまいます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。