高く売るコツイメージ

これから着物を売ろうと考えている人は、その売り方が非常に重要になります。

「専門店に着物を売ればどこも金額は同じでは?」

と考えがちですが、実は買取業者によって買取り金額は異なっています。

あるお店で売ると1万5千円だったところが、別のお店では3万円だったりすることがあるのです。

このように間違った方法で売ってしまうと、損をしてしまうのです。着物は1着で数万円になる種類もあるので、高価な着物ほど金額差は大きくなってしまいますよ。

このページではそんな失敗をしないよう着物を高く売るコツをまとめてあります。

簡単な方法で買取価格がアップすることができますので、これから着物を買取を検討している方は参考にしてみてくださいね。

どこで売るのがお得?

一番最初に思いつくのは、専門店やリサイクルショップなどに持っていき査定してもらう方法だと思いますが他にも方法があります。

着物を売る方法
  1. ネットオークション(ヤフオクなど)
  2. フリマアプリ(メルカリなど)
  3. 着物買取業者
  4. リサイクルショップ

実は、この買取り方法の選び方によって買取金額が大きく変わってくるのです!

せっかく売るなら1円でも高く売りたいですよね。

それでは、順番にそれぞれの特徴を簡単にご紹介していきます。

ネットオークション

ネットオークションはヤフーオークションが有名だと思います。

商品の写真を撮影して、商品説明を書いてオークションにアップし、落札されることで買取りが成立します。

このオークション方式は同じ商品でもタイミングによって落札価格が大きく異なる特徴があります。つまり運の要素が大きいのです。

そのため、本来2万円で売る価値がある着物でも1万円で落札され、落札者が得をするケースもあります。

また出品準備の手間がかかることや、汚れを正確に掲載できていなかったなどでトラブルに合うデメリットもあります。

フリマアプリ

近年メルカリで有名になったフリマアプリです。

フリーマーケットのような仕組みで、自分で売る値段を設定して、買い手がつけば宅配で発送するという販売方法になります。

安価な品物であればフリマアプリはとても便利なのですが、高価な着物となるとどうでしょうか。買う側にとっては本物かわからないので高額な金額だと用心します。

また売る側にとっても着物の本来の値段を正確に判断できる方は少ないのではないでしょうか。着物買取店の相場よりも高い金額で販売してしまうと、後にトラブルに発展する可能性もあります。

これらの対処ができる人でないと、フリマアプリで着物のような高価な品物を売るのは難しいでしょう。

一方、価値が低いポリエステルなどの化学繊維の着物を売るのであれば、低価格なのでフリマアプリを活用するにはちょうどよいと思います。

着物買取業者

着物を取り扱う専門の買取業者です。

プロの着物鑑定士が鑑定するので安心です。ただ会社によって設定している買取価格が違う場合がありますので、2社以上に鑑定してもらうのがベストです。

一昔前であれば店舗に持っていく手間がかかり、利用しにくいというマイナスポイントがありました。

しかし現在では出張買取りサービスが定着しているのでお店に持ち込む必要はありません。品物を売るには利用のしやすさも大事になってきます。

実は出張買取りサービスには思ったよりも多くのメリットがあります。

メリット
  1. 自宅買取りなので持って行く必要がない
  2. 大量の着物でも全て引き取ってくれる
  3. オークションなどの出品作業などは不要
  4. その日に現金化することができる

大切に保管していた着物を本来の相場で売ることができることや、何枚もある着物や草履などの小物もまとめて全部売ることができます。

自宅での買取りはその日のうちに現金化できるメリットもあります。

リサイクルショップ

様々な商品を取り扱っているリサイクルショップに持ち込んで売るのは、最も安く売ってしまう買取り方法になります。

実際多くのリサイクルショップでは鑑定士はおらず重量で価値を決めているため、有名作家着物でも数百円で販売されているのが現状です。

高価な着物でもこのような扱いをされてしまうので、少しでも高く売りたいと考えている人には候補にならないでしょう。

買取り方法比較表

上記の4つの買取り方法を表にまとめてみました。

手間必要な期間買取価格その他
オークション出品作業が必要1週間程度変動有りで不安定購入者とのトラブル
フリマアプリ出品作業が必要1週間程度自分で価格設定購入者とのトラブル
着物買取業者なし最短当日相場価格
リサイクル店持ち込みが必要当日のみ1着100円程度

このようにまとめてみると、着物買取業者を利用するメリットが大きいことがわかります。

もし利用者が女性で男性鑑定士が自宅へ訪問することに抵抗がある場合は、女性鑑定士を派遣してくれる買取業者を選ぶことで解決できます。

また着物を郵送で送って査定してもらえる宅配買取サービスも用意されているので、自分のペースに合わせた利用も選択できるので安心です。

実際に買取りをした体験談

口コミ

<58歳・女性>
自宅に眠っていた着物が不要になったので売ることにしました。初めはリサイクルショップに行こうと思いましたが、友人から着物買取り店の方がよいと勧められました。

今は自宅まで鑑定士の方が来てくれるのですね。とても便利でした。女性の鑑定士さんをお願いできた点もよかったです。

査定は金額の高いものと安いものがありましたが、それぞれ値段の説明をしてもらえたので納得して売ることができました。

口コミ

<47歳・女性>
自宅のチラシの着物の出張買取りが書いてあり、母親が保管していた着物を見ていただきました。

本場友禅の着物だったようで、よい値段をつけていただきました。シミがなければもっと高かったそうです。

母は帯を多数所有していましたが、その中に高額買取りになる帯がありました。申し込みをして翌日には綺麗に整理ができました。

複数査定が高額買取のコツ

着物買取業者での査定がおすすめですが、さらに高額買取りになるコツがあります。

それは複数の買取業者で査定を受けることです。

実は買取価格は業者によって差があるので、高いお店に売らないと損をしてしまうのです。

下の表は、ある3社の買取価格を比較したものです。

A社B社C社
加賀友禅45,000円63,000円80,000円
大島紬25,000円50,000円38,000円
ポイント

同じ種類の着物でも買取業者によって買取金額は変わってきます!

このように買取業者によって高く買取りができる商品が違ってくるので、買取金額が1~2万円の差がついたり、複数の着物や帯を売る場合は10万円以上など大きな金額差になることがあります。

そのため複数の買取業者で査定をするのが高額買取りのコツになります。

着物を手軽に売れる方法とは?

着物を売る場合、一昔前は呉服店や着物買取業者まで持って行く手間がかかりました。

しかし近年は多くの着物買取業者が出張買取り・宅配買取りサービスを実施しています。

例えば出張買取りを活用することで、自宅にいながら楽に着物の買取りができるのです。

しかしまだこのような疑問があるかと思います。

「1枚しかないので来てもらうのは気が引ける…」

「出張料は?買取りをキャンセルできるの?」

実際には呉服屋から店員さんがわざわざ自宅へ来るのではなく、普段から多数の品物を各地へ出張買取りしている業者であるため、1枚でも遠慮しなくて大丈夫です。

もし気になることがあれば、バイセル(旧スピード買取.jp)なら事前の電話相談ができますし、対応が早いので訪問までスムーズに行えます。

当サイトでは出張料・キャンセル料が0円の着物買取業者をご紹介しているので安心です。

※宅配買取りの場合、査定後にキャンセルをすると返送料がかかります。

出張買取りをした体験談

口コミ

<65歳・女性>
CMで見たバイセルさんに申し込みをして、翌日に自宅まで買取りに来ていただきました。

着物が3着と、帯や小物類があったのですが出張していただけるので苦労はありませんでした。キャンセルも可能ということで、安心感もありました。

結果は傷みのある着物が高値になったり、素人では価値はわからないものです。楽に処分ができて満足です。

口コミ

<61歳・女性>
昔の着物を処分したいと思いながら、重い腰が上がりませんでした。ちょうど出張買取りをしていただけると知り、お願いしました。

鑑定の結果は、着物によって様々異なりました。街着でも伝統工芸品の紬は高くつけていただきました。

しっかり鑑定されていて安心できました。

着物の買取り相場

着物の正しい価値は実際に見てみないとわからないことが多いのですが、一般的な相場としてはこのようになっています。

振袖10,000円~15,000円
訪問着8,000円~10,000円
付け下げ3,000円~10,000円
3,000円~10,000円
黒留袖・小紋1,000円~6,000円
2,000円~5,000円
小物(草履・かんざし・バッグ等)数百円~
※状態が良い場合の相場です。

振袖・訪問着の買取価格が高いのは、使用頻度が多く1着あれば様々な場面で使用できるためです。

着物の格としては留袖の方が上になるのですが、留袖は結婚式などのお祝い事に使用されるので中古着物は人気が落ちるようです。

この表ではそれぞれの種類に価格差があるかと思いますが、これは保存状態だけでなく生地の産地によっても価値が異なるためです。

例えば新潟県の塩沢で製造される本塩沢や越後上布を使った着物であれば価値が高くなります。また友禅染など伝統の染色法だと価値が上がります。

紬の場合は、人気の大島紬・結城紬・牛首紬で手織り生産品だと高額になります。

また有名呉服店や大手百貨店で購入した着物は流通元はしっかりしているので価値は高くなります。

一方で、品質が良い着物でもサイズがかなり小さいと仕立て直しができないため、買取りしにくくなります。

また生産元が不明なノーブランド着物の場合も価値が低く、数百円~1,000円程度になることがあります。

有名作家なら高額買取り

生地の産地や染色法以外にも、買取り価格が上昇するケースがあります。それは有名作家が仕立てた着物の場合です。

ごく一部ですが、有名作家着物の買取価格例をまとめてみました。

久保田一竹(訪問着)50,000円~
由水十久(加賀友禅・訪問着)50,000円~
木村雨山(加賀友禅・訪問着)50,000円~
浅野栄一(江戸小紋)20,000円~
城間栄順(琉球紅型)50,000円~200,000円

査定で有名作家ものと判明した場合、数万円の値がついたり、人間国宝の作品なら10万円以上になることもあります。

例えば小紋や紬は普段着なので本来の価値は低いのですが、有名作家が手掛けた着物であれば一気に10倍などの高額買取りが期待できます。

値段がつきやすい着物とは?

値段がつきやすい着物をまとめると、以下のようになります。

値段がつきやすい着物
  • 振袖・訪問着
  • 伝統工芸着物
  • 有名作家着物
  • サイズが大きい着物
  • 有名呉服店の着物
  • 大手百貨店の着物
  • 10年以内の正絹の着物

今自宅に眠っている着物が有名呉服店の着物であったり、有名作家ものであれば高額買取りになる場合があるのです。

あとは保存状態のコンディションや、制作時のきめ細かさ(絣糸の本数)などによっても着物の価値は変動します。

着物の査定は難しいものなので、着物専門鑑定士におまかせしましょう。

これで査定額がアップ!

実は、あまり知られていませんが着物を売るときに帯や和装小物も一緒に売ることができます!

そうすることで着物自体の査定額もアップすることがあります。

『これはさすがに売れないだろう・・・』

など自分で判断せずに一緒に査定に出してみましょう。

帯・小物類
  • 羽織・コート
  • 反物
  • 小物
  • 証紙と落款 ← 査定時間の短縮ができる

それでは順番にご紹介していきます。

帯の買取り

帯は着物との色合わせを楽しめるアイテムなので、たくさん持っているケースもあるでしょう。

一般的な袋帯・名古屋帯・半幅帯で状態が悪くなければ買取り対象となります。着物と一緒に査定をしてもらうことでプラスαの価格アップが期待できます。

帯は安い種類もありますが、「作家もの」とされる名のある着物作家が手掛けた帯であれば高額買取りになります。

例えば人間国宝の北村武資、久保田一竹、木村雨山などの帯は1万円~10万円、またそれ以上になることもあります。

また西陣織や芭蕉布などの産地であったり、山口美術織物、川島織物などの老舗メーカー品の帯であれば高額買取りになることがあります。

着物ではなく帯のみの買取りも多くの買取業者で受け付けています。

羽織・コートも一緒に査定

防寒着となる羽織も買取りができます。

買取価格は数百円~になりますが、戦前のアンティークものは10,000円程度の価値があります。

また西陣織の羽織は20,000円以上の相場となっており、高額買取りになることがあります。

着物と同じくコンディションが買取価格に影響を与えます。使用感が少ないほど値段がつきやすくなります。

羽織だけでなく着物用のコート(和装コート・道行コート・ショール)も買取りができます。高価な素材であれば買取価格も高くなります。

反物でも買取り可能

仕立てる前の反物でも買取りはできます。着物と同じく生地や産地によって価値は変わりますが、相場で1,000円~6,000円程度となっています。

大島紬の手織りなど人気の反物なら10,000円近くになることもあります。

着物は古く傷んだり小さいサイズだと使い回しがしにくいので価値が低くなりますが、反物であればこれから使用できるので価値がつきやすいのです。

小物も一緒に査定してもらおう

着物を査定するときは、小物も一緒に査定してもらいます。単品では買取りできない物でも、値段をつけてもらいやすくなるのです。

小物とは、帯留め・バッグ・かんざし・扇子・櫛などになります。それぞれの買取価格は数百円~高くて2,000円程度ですが、着物と合わせることで価値がアップすることがあります。

また桐箱もあれば査定額がプラスされるので提示しましょう。

証紙と落款も提示しておく

着物には製造証明書と言える「証紙」「落款(らっかん)」というものがあります。

補足説明
  • 「証紙」:生地の産地や素材を証明するタグ
  • 「落款」:着物作家が仕立てた証明印

このような証明書があると、買取業者も安心して価格をつけることができます。

これがあると必ず買取価格がアップするというものではないのですが、品質証明書になるので保管していれば査定に出した方がよいです。

鑑定士もすぐに把握できるので、査定時間の短縮につながるメリットもあります。

着物を売るなら今がチャンス!

近年、着物の買取り相場は伸び悩んでいました。着用する人が減っていて買い手がつきにくくなっていたためです。

しかし、ご存知のようにここ数年は海外からの訪日観光客が急増しています。

一時は中国からの爆買いがニュースで取り上げられていましたが、実は中国だけでなく欧米圏からの観光客も急増しています。特に訪日アメリカ人観光客は2011年より3倍も増えているのです。

着物は西洋の方に大変人気があり、リメイクした着物が飛ぶように売れています。

着物を着て街を歩くのはもちろんのこと、茶道や日本舞踊など日本文化に興味を持った外国人が、着物もセットで購入する傾向があるのです。

そのような理由から、ここ数年は中古着物の需要が高まってきています。需要に応じて買取価格も高値がつきやすくなっています。

もし着物を売りたいのであれば、今の時期が最適なタイミングと言えるでしょう。

まとめ

  1. 売るなら着物買取業者が安心
  2. 複数社の査定が高額買取りのコツ
  3. 出張買取サービスは非常に便利
  4. 大量の着物でも楽に買取りできる
  5. 観光客ブームの今がチャンス!