種類 | 伝統工芸着物 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 普通~非常に高い | |
備考 | – |
「琉球紬」とはその名の通り沖縄県(琉球)で生産されている紬の総称を指します。
沖縄県は本土と比べて独自の風土と歴史を持っており、その土地特有の織物を生産してきました。平織の織物であり、色合いは紺色や茶色といった地味で落ち着いた色合いのものが多くなっています。
特色としては総じて生地が固くて丈夫でありながら、柔軟性にも富んでいる点が挙げられます。
現在日本全国には200以上の伝統工芸品がありますが、沖縄県だけでも13種類の織物の工芸品があります。これは全国的に見てもかなり多くなっています。
この様に豊富な伝統工芸が栄えた理由としては、この地を古くから治めていた琉球王国が独自の発展を遂げ、高度な文化を有していたことや沖縄県にある様々な島ごとに独自の文化を持っており、異なった植物が植生していたことが挙げられます。
こうして沖縄県は一つの県の中で、島ごとに異なる織物文化を形成していったのです。しかし現在では職人が減少傾向にあり、新品の琉球紬自体入手は難しくなりました。
「琉球紬」を用いた品物には1つにつきおよそ3,000円から80,000円程度の買取金額がついています。琉球紬は着物だけでなく現在ではバッグ等にも活用されています。
大島紬といった有名どころの紬と比較してもその買取金額は引けを取らず、着物を日常着として着用しなくなった現在においても需要が高い紬といえるでしょう。
中でもつばめ柄のものは琉球紬特有のものであり、特に人気が高くなっています。
また、琉球紬にも様々な種類がありますが、その中でも「久米島紬」は群を抜いて人気があり、上記の相場以上の相場でやり取りされることがあるため、お持ちの場合にはぜひ売却を検討してみてください。
『琉球紬』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物専門の買取業者がお得
伝統工芸技法で作られた着物は、価値を見極めるのは難しい場合が多いです。
もしリサイクルショップに売ってしまうと伝統工芸着物と判定されません。
そのため着物専門の業者に鑑定してもらうことが、金額アップにつながります。
2,1社だけの査定は損をする
伝統工芸着物は買取価格が高いケースが多いので、買取業者によっても査定額に違いがあります。
ある買取業者で金額が15,000円でも、別の業者では30,000円になる可能性もあります。そのため査定は2社以上に出さないと損をしてしまいます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。