![]() | 種類 | 小物 |
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レア度 | ||
買取価格 | 普通~少し高い | |
備考 | – |
「櫛」とは髪をといたりするときや、髪を飾る際に用いられる和装小物です。
現代でも女性に特に多く使われている小物で、日用品から伝統工芸品までさまざまな種類のものが存在します。
日本における櫛の文化は縄文時代からあったと言われており、当時の遺跡から櫛と思われるものが出土しています。
古代における櫛は現代に用いられる髪飾りとしての役割以外にも、ほこりなどのごみを除去する衛生器具としての役割を持っていました。
しかし人々の間で入浴する習慣が広まると、だんだん衛生器具としての役割は薄れていきました。
日本語としての「櫛」は「苦」と「死」を連想させるものであり、落ちているものを拾うことは縁起が悪いことだと言われています。
もしやむを得ない事情で拾わなくてはいけない場合には一度櫛を足で踏んでから拾わなくてはなりません。
また、櫛には別れを導く力が宿っているとされているため、プレゼントしたり貸し借りをすることは一般的には避けられています。そのため贈答用の櫛には特別に「かんざし」という名前がついています。
「櫛」には1つあたりおよそ数百円から10,000円前後の買取金額がついています。
インターネットオークションにおいてもものによっては落札件数は20を超えており、今なお人気の高い和装小物と言えるでしょう。
西洋的な櫛が広く用いられていますが、べっ甲細工などの職人の技を施した伝統工芸品も存在しています。それを持っている場合には高額での買取金額を期待できます。
安価で購入したものは売却できない場合もあるので、その場合にはインターネットオークションで、工芸品としての側面を持っているものは価値の分かる専門の業者に買い取ってもらうことをおススメします。
『櫛』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある業者に申し込む
小物は着物ほど高額買取りにはなりませんが、プラスαの金額アップができるアイテムです。
しかしリサイクルショップでは1円もつけてもらえない可能性があります。
このような場合は着物の買取実績が豊富な業者へ申し込みましょう。
2,査定は2社以上がおすすめ
買取業者によって査定金額に違いがあります。着物と小物のセット買取なら、査定額も差が開いてきます。
もしある業者が2万円だったとしても、別の業者では4万円というケースもあります。
少しでも高く売るなら2社以上の査定がおすすめです。
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