![]() | 種類 | 伝統工芸着物 |
---|---|---|
レア度 | ||
買取価格 | 普通~高い | |
備考 | – |
「出雲絣」とは島根県の安来市を中心として生産されている絣のことを指します。
名前の通り、島根県で主に生産されてきましたが、歴史的に見ると鳥取県や山陰地方においても生産されていました。
この地域ではもともと「広瀬絣」の生産が行われており、こちらは商品用として工場で作られていました。それと同時に女性たちの手によって農作業の傍らで作られていたものがあり、それが出雲絣の原型といわれています。
そして家庭ごとに伝統的な製法を現代まで伝え続けてきました。織物は明治時代以降、洋服の普及によってだんだんとその需要が減ってきてしまいましたが、そんな状況の中現代まで伝えることができたのには青戸柚美江さんの功績が大きいです。
彼女は出雲絣の伝統的な製法を後の世代に受け継ぎたいと考え、1980年からこの技術を受け継ぎたいという女性を募り、自らの技術を教えていきました。
伝統工芸品の多くは後継者不足に悩まされている状況ですが、出雲絣の製法はこのようにして現代でも受け継がれています。
その手法は、今後伝統工芸品を継承していくモデルケースとなるでしょう。
出雲絣の特徴は天然の藍によって染められたからこそ出せる素朴な色合いです。素朴な中でも美しさも併せ持っており、特に女性に人気があります。
また、藍染めすることによって生地が丈夫になることもあり、実用性も高い織物といえるでしょう。
「出雲絣」を用いた品物には1つにつきおよそ数千円から数万円の買取金額が予想されます。
インターネットオークションにおいては出品数がそもそも少なく、買取金額は未知数です。
着物などを専門に扱う業者に売却してあげることで、相場通りの金額で買い取ってもらえます。
『出雲絣』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物専門の買取業者がお得
伝統工芸技法で作られた着物は、価値を見極めるのは難しい場合が多いです。
もしリサイクルショップに売ってしまうと伝統工芸着物と判定されません。
そのため着物専門の業者に鑑定してもらうことが、金額アップにつながります。
2,1社だけの査定は損をする
伝統工芸着物は買取価格が高いケースが多いので、買取業者によっても査定額に違いがあります。
ある買取業者で金額が15,000円でも、別の業者では30,000円になる可能性もあります。そのため査定は2社以上に出さないと損をしてしまいます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。