種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「六谷博臣(二代目・六谷梅軒)」は終戦後の昭和時代後期から平成時代にかけて活躍している伊勢型紙における型紙彫刻師です。
彼は1937年に伊勢型紙の産地である三重県鈴鹿市で生まれました。彼の父親は初代六谷梅軒である六谷紀久男氏で、中学卒業後から父のもとで修業を積みました。
その後昭和38年から伊勢型紙の伝統的な技術を継承すべく、その後継者育成事業が始まると、彼はその第一期生として4年間それを受講しました。
父のもとで培った技術と、後継者育成事業で培った2つの技術は後の彼の作品に大きな影響を与える事となります。
彼が専門としていたのは自らの父と同じく「錐彫り」であり、錐のような道具を使って文様を描いていきます。
こうして完成した博臣の作品は一寸の狂いももなく美しい文様が描き出されており、まさに美術品といっていいレベルのものになるでしょう。
平成8年には父・初代六谷梅軒が還暦を迎えるにあたって、その雅号を襲名しました。現在も人間国宝であった父に引けを取らない美しい作品を作り続けています。
「六谷博臣(二代目・六谷梅軒)」が手がけた作品には1つにつきおよそ20,000円から70,000円程度の買取金額がついています。
今なお新しい作品を精力的に製作し続けているため希少価値やプレミアといった価値はついていませんが、その技術力の高さから型染めの作品の中では高い金額がついています。
しかしながら型染め自体は一つの型紙で複数の作品を製作することができる関係上、そこまでの超高額がつくことは稀です。
また、初代の作品と比べるとどうしてもそちらの方が高額の買取りにはなりやすいです。少しでも高値で売りたいならば付属品や箱を一緒に見てもらうようにすると良いかと思います。
『六谷博臣(二代目・六谷梅軒)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。