骨董品の武具には鎧・甲冑、太刀や脇差などの日本刀、陣羽織などの種類があります。
基本的には時代が古いものほど価値が高く、名工や大名が所持していた物は買取価格が数十万円や100万円以上など、非常に価値が高くなります。
買取業者によって価格差も大きいため、複数社での査定がおすすめです。
このページでは武具の種類と価値をまとめています。
武具の一覧
お売りになりたい武具の買取価格を下に載せておりますが、時期や売る場所によって金額が大幅に変わることがありますのでご注意ください。
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武具の買取価格と相場の一覧
| 【刀（打刀）】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 戦闘の際に、歩兵が使用する刀になります。戦国時代にはそれまで主流の武器だった大きなサイズの太刀は衰退し、小型軽量の打刀が主流となりました。価値は歴史的価値や出来栄えが重視されます。 買取価格は1万円から200万円程度となっています。名のある刀匠の作品なども高額買取りとなります。 |
| 【太刀】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 太刀は刃が60cmを超える長さの日本刀になります。鎌倉時代や室町時代は武士が腰に下げて所持していました。戦国時代になると小型で扱いやすい打刀へ変わっていきます。 買取価格は1万円から500万円程度となっています。鎌倉時代などに使用されていた年代物、また人間国宝による作品は高額買取りとなります。 |
| 【脇差】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 室町時代後期から江戸時代にかけて、武士は大小2本の打刀を帯刀しました。そのうち小さい刀を脇差と呼びます。帯に差して刃は真っ直ぐであることから抜刀しやすく、刃が短いことで接近戦に適した武器になっています。 価値は室町・江戸時代などの年代物、また名工による刀だと価値が高くなります。買取価格は10,000円から1,000,000円程度となっています。 |
| 【薙刀】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 長い柄に刃がついた武器になります。槍の場合は真っ直ぐの刃ですが、薙刀は日本刀のような刃がついていることが特徴です。主に平安時代や鎌倉時代に使用されていました。戦国時代になると槍が使われるようになり衰退していきました。 価値は年代物であったり、大名所有のものである場合は非常に価値が高くなります。買取価格は20,000円から1,500,000円前後程度となっています。 |
| 【槍】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 古来より武器として用いられた槍になります。刃は真っ直ぐであり、突く攻撃、長い柄を上げて振り下ろす攻撃ができます。買取価格は10,000円から600,000円前後となっています。 価値としては年代物、豪華な装飾があるもの、名工により作品の場合は高くなります。ただ無銘の品物でも高額買取りになることもあります。 |
| 【鍔】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 鍔（つば）は、刀を手で持つ柄と刃の間にある円形のパーツになります。戦で手を守るためのパーツですが、安土桃山時代から装飾が豪華な種類が製作され、江戸時代になると武士が競って豪華な鍔を求めるようになりました。 買取価格は5,000円から1,000,000円前後となっています。年代物でも状態が綺麗であったり、装飾が豪華な種類は買取価格が高くなっています。 |
| 【笄】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 鞘元に隠すように収納する笄（こうがい）は、櫛の役割があります。武士が髷を整えたいときに、鞘元から笄を抜いて髪をセットすることができます。また鞘と刀身を固定する役割もあります。 価値が低い笄もありますが、江戸時代には装飾品として豪華な種類が製作されていて、そのような種類なら価値が高くなります。買取価格は3,000円から50,000円前後となっています。 |
| 【拵え】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 刀を装飾させる品々を拵えといいます。手で持つ部分の柄を柄巻装飾にして豪華にしたり、鞘を装飾して立派な身分を表したり、鍔を個性的な形にして刀を自分スタイルにアレンジすることができます。 買取価格はそれぞれの単品では鞘・鍔などになり数万円から数十万円程度となっています。刀の買取としても装飾が豪華なほど、価値も高くなります。 |
| 【甲冑】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 昔の武士が身を守るために装着していた甲冑になります。鎌倉時代や戦国時代など、時代によって甲冑のタイプは変わりますが、年代物で状態がよく、兜から足元まで全て揃っている甲冑は価値が高くなります。 買取価格は20,000円から2,000,000円前後となっています。兜のみを単品で売ることもできますが、フルセットの甲冑の方が価値がつきやすくなります。 |
| 【陣羽織】の買取価格と相場 | |
|---|---|
 | 戦国時代、軽量化された甲冑の上から防寒着として着用された袖のない羽織になります。大将であれば装飾を豪華にして威厳を出すことができます。 骨董品としての価値は、有名武将のもの、装飾が豪華なものは価値が高くなります。買取価格は数万円から200,000円前後となっています。汚れている状態になりやすいので、コンディションも買取価格に影響します。 |
