拵え種類武具
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「拵え(こしらえ)」とは、裸の刀を装飾する外出用セットになります。

わかりやすく言えば、アニメ「ルパン三世」に出てくる石川五右衛門が持っている、木と刃の部分しかない無機質な刀があると思いますが、これを「白鞘(しらさや)」といい、一切装飾されていない状態の刀になります。

その白鞘を装飾するための品々が、「拵え」になります。

拵えは大きく分けて3つにわけることができます。

一つ目は日本刀の刃の部分を収納しておく「鞘」です。これがあることで持ち運びをする際に転んでしまったとしても怪我をするリスクがなくなります。

二つ目は刀の握る部分を収納する「柄」です。

三つめは刀の部分と握る部分の間にある「鍔」です。

いずれも日本刀を使用し、持ち運ぶ際にはなくてはならないものになります。

現在見られる江戸時代の刀については、中身に当たる日本刀と、外装に当たる拵えがあっていないものが数多く存在します。ぴったりとはまらず、アンバランスなように見えますが、これには歴史的な事情があります。

刀は所有者が変わることがあり、その際に拵えが所有者の好みでなかった場合に他のものと変えるということが頻繁に行われていました。

もともと大きさがあっていないものを無理にはめようとするために、もともとあった拵えを削ったりすることがありました。そうして作られた新しい拵えは歪みが生じていたりと、見た目が大きく劣化してしまうのです。

日本刀と拵えが一致しているかどうかを調べるには、特に刃の部分を鞘にしまう事で見分けることができます。

鞘にしまった時に、鍔の部分と鞘の部分がぴったりと重なった場合には本来の拵えである可能性が高いと言えるでしょう。

「拵え」には1本につきおよそ10,000円から3,000,000円前後の買取金額がついています。

こちらは拵え単体の価格ではなく、刀に合ったオリジナルの拵えが付属していた場合の買取金額となっています。鞘単品であれば数千円から数万円の買取金額が期待できるでしょう。

『拵え』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門の買取業者を選ぶ

武具の鑑定には専門の知識が必要になります。

しかしリサイクルショップでは鑑定士はいないことが多く、武具の正しい査定額は出せない可能性が高いです。

そのため骨董品専門の買取業者を選ぶことが大切です。

2,2社以上の査定で高額買取り

知らない人が多いのですが、骨董品の買取価格は業者によってバラバラです。

値打ちのある日本刀だと数十万円の買取価格になるため、業者による価格差は10万円以上になることがあります。

そのため2社以上の査定をすることで損をせず売ることができます。

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