種類 | 着物作家 | |
---|---|---|
レア度 | ||
買取価格 | 非常に高い~お宝級 | |
備考 | 1933年~ |
「将雪英(しょうせつえい)」は中国の有名な着物作家の一人です。
中国は古代から日本と親交が深く、貿易を通じて様々な技術を日本に伝えました。織物技術もその一つであり、日本にある様々な織物文化のルーツを辿っていくと中国に行きつきます。
そんな織物の一大拠点で生まれた将雪英は中国国内でも偉大なる刺繍家としてその名をとどろかせています。
中でも『蘇州刺繍』の第一人者として知られており、髪の毛よりも細い糸を用いて縫い重ねていくその技術は他の職人とは一線を画していると言えるでしょう。
また、布の両面に刺繍を施す「両面刺繍」においても抜きんでた技術を持っています。
そんな様々な技術を持つ彼の作品の特徴はきめ細やかで、繊細な刺繍にあります。技術の高さだけでなく、それを複合して組み合わせることによって彼にしか生み出せない作品をつくりあげています。
作品によっては平面の刺繍にもかかわらず立体感を感じたり、波を描いている作品からは躍動感を感じたりすることもあります。
このように彼の作品はさながら芸術品のような完成度を誇っているのです。
織物の中心国として栄えてきた中国国内でも彼以上の技術を有する人間はほとんどおらず、中国工藝美術大師に認定されました。これは日本で言うところの「人間国宝」に当たるものです。
「将雪英」が手がけた作品には1つにつきおよそ10,000円から200,000円前後の買取金額がついています。
彼の作った作品は多岐にわたり、もともとの値段も安いものから非常に高額なものまであります。
そのため、実物を鑑定に出してみないとその価値は未知数であると言えます。
また、日本は彼が活動していた国ではないために日本に現存する作品数も国内の作家に比べると少ないため、希少価値はかなり高いと言えるでしょう。
『将雪英』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。