種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 非常に高い~お宝級 | |
備考 | 1895年~1984年 |
「芹沢銈介」は大正時代から昭和時代にかけた活躍した染色家です。特に型染めの分野では国内有数の技術を有している人物として知られています。
1895年に静岡県静岡市に生まれた彼は現在の東京工業大学を卒業後、沖縄県の紅型と運命的な出会いを果たします。
これの美しさに心奪われた彼は特に染色の職人への道を歩み始めました。
彼の作品の特徴はそれまで行われてきた染色にとらわれない柔軟かつ独特な感性にあります。
彼は自分の感覚を非常に大事にしており、当時の人々から見ると新鮮で、創意工夫あふれる作品をたくさん作り上げました。
また、染色する際の図案に用いているものが多岐にわたるのも彼の作風といえます。モチーフとしたものには風景や人物のみならず植物、文字、はたまた幾何学模様まであります。
染色家として有名な彼ですが、その才能は染色の世界だけにとどまりません。陶器のデザインや照明のデザインなど現在で言うデザイナーのような仕事も数多くこなしました。
彼の生まれ故郷である静岡市には彼の美術館があり、その仕事範囲の広さの一部を垣間見ることができます。
「芹沢銈介」が手がけた作品には1つにつきおよそ50,000円から200,000円前後の買取金額がついています。
非常に多彩なジャンルの作品を持つ彼はその作品の1つ1つが異なった特徴を醸し出しており、買取金額も大きく異なります。着物を中心として帯や小物といったものも作っています。
着物に関しては匂いも買取金額に影響を与えます。
特にたばこのにおいが染みついてしまっているものに関しては買取金額が下がってしまう可能性があるのでシミやほころびといった面だけでなくそういった面にも心を配るようにしましょう。
『芹沢銈介』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。