琉球紅型種類伝統工芸着物
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)」とは沖縄県を発祥とする染色法を用いた着物の一種です。

1300年代にはすでに紅型と思われるものが発見されており、その起源は1200年代ではないかと推察されています。

名前をパッと見ると、その着物は美しい赤で染色されているというイメージを持たれがちですが、実際には赤色以外の黄色や緑といった色合いも採用されています。

紅型という言葉にある「紅」には色合い、「型」には様々な模様という意味があります。

つまり、「紅」という言葉には赤という色だけでなく色全体を指しているのです。

また、染め物の多くが先染めであるのに対して、琉球紅型は後染めの工程を取っています。

主に王族が日常で着用する衣服として用いられていましたが、特に礼装として扱われることもありました。江戸時代の琉球は特に資源が少なく、外貨獲得のために多く輸出されていました。

琉球紅型の特徴としては中国と日本の両方の文化の影響を強く受けており、友禅などの技法も取り入れながら、中国らしい図案を採用していることもある点にあります。

両国の文化を取り入れながら、独自の発展をしていった点はまさに日本と中国の文化の中継点として存在していた琉球らしい特徴であると言えるでしょう。

また、王族の服装としての立ち位置を持っていたのでそのデザインは総じて美しく豪華に見えます。しかしそんな中でも気品のある雰囲気を醸し出しているのも特徴です。

「琉球紅型」の技法を用いた着物には1着当たりおよそ数千円から30,000円程度の買取金額がついています。

その生産の中心が沖縄県であり、日本における紅型のほとんどがこれに該当するため希少価値が高く、アンティークとしての人気も高くなっています。

『琉球紅型』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物専門の買取業者がお得

伝統工芸技法で作られた着物は、価値を見極めるのは難しい場合が多いです。

もしリサイクルショップに売ってしまうと伝統工芸着物と判定されません。

そのため着物専門の業者に鑑定してもらうことが、金額アップにつながります。

2,1社だけの査定は損をする

伝統工芸着物は買取価格が高いケースが多いので、買取業者によっても査定額に違いがあります。

ある買取業者で金額が15,000円でも、別の業者では30,000円になる可能性もあります。そのため査定は2社以上に出さないと損をしてしまいます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。