種類 | 伝統工芸着物 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 普通~非常に高い | |
備考 | – |
「大島紬」とは鹿児島県にある奄美半島周辺で作られている紬を指します。
ペルシャにおける絨毯、フランスにおけるゴブラン織りと並んで世界三大織物の一つとして数えられており、世界的な知名度を持っています。
大島紬の歴史は非常に古く、奈良時代の文献において既に登場しています。このことから1300年もの歴史があることがうかがえます。
しかしその実情は時代によって変化しており、現在のような絹織物の形をとるようになったのは昭和に入ってからです。
また、戦後になると染料の生産技術も発達し、それまで以上にいろいろな色で染められるようになりました。
さらに泥染めという独自の染色法を用いることによって、他の地域では出すことのできない「奄美半島だからこそ出せる色合い」には多くのファンがいます。
大島紬はその多彩な色合いや細かい模様の美しさで人気が高くなっています。
大島紬を用いた着物の特徴は、冬の時期はふんわりとした温かさを持ち、夏場は風をよく通し涼しいということから、一年中着用ができるという点です。
また、シワなどがつきにくく、素人であっても手入れが他の着物に比べると比較的やさしいというのも嬉しい点です。
「大島紬」の着物には1着につきおよそ数百円から100,000円程度の買取金額がついています。
伝統工芸品ですが価値が低い場合があるのは、現在では日本各地にその生産地が点在しており機械織りでの大量生産品も出回っているためです。
本場の奄美半島で生産されたものは「本場大島紬」と呼ばれ、相場が高くなります。中でも手織り品だと高額買取りが期待できます。
世界的に知られている織物ではありますが、その買取金額はピンからキリまであるので、お持ちの着物の正しい相場を見てもらうならばやはり専門の業者に見てもらうのがおすすめです。
『大島紬』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物専門の買取業者がお得
伝統工芸技法で作られた着物は、価値を見極めるのは難しい場合が多いです。
もしリサイクルショップに売ってしまうと伝統工芸着物と判定されません。
そのため着物専門の業者に鑑定してもらうことが、金額アップにつながります。
2,1社だけの査定は損をする
伝統工芸着物は買取価格が高いケースが多いので、買取業者によっても査定額に違いがあります。
ある買取業者で金額が15,000円でも、別の業者では30,000円になる可能性もあります。そのため査定は2社以上に出さないと損をしてしまいます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。