![]() | 種類 | 伝統工芸着物 |
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レア度 | ||
買取価格 | 普通~高い | |
備考 | – |
「仁田山紬」とは群馬県を代表する伝統工芸品の一つです。その始まりはなんと1300年前、奈良時代にまで遡ります。主に現在の桐生市で生産されています。
歴史的に見ると鎌倉時代あたりまでは質が高いものとはいえず、まがい物のことを「仁田山の紬」と呼んだりしていました。
しかし室町時代の中期以降はその評判が少しずつ上がっていき、関ケ原の戦いにおいては徳川家康が仁田山紬を軍旗に採用しました。このことから全国的に知名度が一気に上がったのです。
江戸時代に入るとその技術も飛躍的に進歩し、もはや質が悪いと言われることもなくなります。遠い地域からの注文もたびたび受けるようになりました。
さらに江戸時代の中期に入ると織物産業は革命期を迎え、水力八丁撚糸機が開発されるとさらに良質のものを生産できるようになりました。
仁田山紬は現在、用いられている7つの技法が国の伝統工芸品として指定されています。
7つの技法とは「御召織」、「緯錦織」、「経錦織」、「風通織」、「浮経織」、「経絣紋織」「綟り織」を指しており、そのそれぞれが異なった特徴を演出しています。
とくに「綟り織」は縦糸と横糸の間にあえて隙間を作って編み込んでいくことによって透け感を演出しています。この技法は飛鳥時代から存在する大変歴史あるものです。
「仁田山紬」には1着当たりおよそ1,000円から30,000円程度の買取金額がついています。
買取りの相場は幅広くなっていますが、サイズや色合いといったものによっても細かく金額は変わってきます。有名な作家が製作を手掛けたものであればある程度の価値は保障されます。
しかしそれ以外の着物の価値は素人目で判断することはなかなか難しいので専門の業者に持ち込んで鑑定してもらうことがおすすめされます。
『仁田山紬』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物専門の買取業者がお得
伝統工芸技法で作られた着物は、価値を見極めるのは難しい場合が多いです。
もしリサイクルショップに売ってしまうと伝統工芸着物と判定されません。
そのため着物専門の業者に鑑定してもらうことが、金額アップにつながります。
2,1社だけの査定は損をする
伝統工芸着物は買取価格が高いケースが多いので、買取業者によっても査定額に違いがあります。
ある買取業者で金額が15,000円でも、別の業者では30,000円になる可能性もあります。そのため査定は2社以上に出さないと損をしてしまいます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。