丸帯種類
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考フォーマルな場面に

江戸時代中頃に生まれたとされる帯になります。舞妓さんが身に付ける帯なので、わからない人でも多少思い浮かぶかと思います。

普通の帯とは違い全体の面積がかなり大きく、後ろから見るとそのインパクトも絶大なものがありますよね。

江戸時代に生まれたこともあり、もともとは当時の女性の大きい髪型に合わせて作られたものでした。良いバランスが取れるよう、髪型の変遷に合わせて帯も大きくしたのですね。

現在では女性の髪型もだいぶスッキリとしてきたので丸帯の目的がなくなってしまっています。

それにも増して、丸帯はわかりやすく言うと袋帯を二重に巻いているような重さと厚みがあります。その手間と扱いにくさから一般の人では使用する機会は減ってしまいました。

それでも舞妓さんや芸者さんの豪華絢爛な丸帯はこれからも見ることができそうです。

そんな丸帯の買取金額ですが、10,000円から100,000円以上となっています。

比較的良い値段で取引されることが多いと言っても良いでしょう。アンティーク品においては、万単位で買取されることもさほど珍しくはありません。

家で眠ったままの丸帯があるなんて方は、ぜひこの機会に買取に出してみてはいかがでしょうか。

一般的に古いとその分買取金額も下がるのでは?というイメージを持つ方が多いですが、先程も述べたようにアンティーク品は高い価値が付けられます。

つまり新しいものよりも古いものの方が、市場においては比較的好まれるということなんですね。歴史的背景もある帯なので、古いものの方が良い値が付くことには納得がいきます。

しかし「古い」と「劣化」は全くの別物になります。シミや汚れが付いているからと言って劣化の激しいものをアンティーク品と勘違いしないようにしてください。

あくまでもアンティーク品は、生まれた時期が比較的昔+汚れもほとんど見られないものなので、そこはきちんと理解しておくようにしましょう。

『丸帯』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物専門業者に鑑定してもらう

帯には名産地で作られた伝統工芸帯や、着物作家が作った帯など高額買取りになる種類があります。

しかしオークションなどで買取りをすると、本来の金額ではない安い金額で買取りされてしまいます。

帯の価値を正しく見ることができるのは、着物専門の鑑定士になります。

2,損をせずに売るなら2社以上

帯の買取価格はどの買取業者でも同じわけではなく、金額差があります。

1本だけの帯であれば金額差は小さいですが、何本も買取りしてもらう場合は数万円も買取価格が変わってくることがあります。

そのため2社以上の査定をおすすめします。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。