![]() | 種類 | 伝統工芸着物 |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~お宝級 | |
備考 | – |
「郡上紬(ぐじょうつむぎ)」とは岐阜県の郡上八幡町で製作されている紬を指します。
他の紬が長い歴史を持っているのに対して郡上紬は戦後を発端としているため、比較的新しい織物と呼べるでしょう。
郡上八幡町では古くから農家で自家用に手機の紬が製造されてきました。しかし明治時代になって鎖国が終了すると、外国から洋服が入ってきて、人々はだんだん着物を着用しなくなってきました。
こうして昭和時代に入るくらいにはこの地域で紬の生産は衰えていったのです。
しかし第二次世界大戦後にこの昔ながらの技術を復興しようとする人が出てきます。そのリーダーが宗廣力三です。
かれは昔からあった紬の製法に独自のプロセスを加えていくことによって郡上紬を完成させました。
郡上紬の柄としては格子柄や無地、幾何学模様など素朴なデザインを中心としており、着用することによって全体的に落ち着いた雰囲気を醸し出すことができます。
また、着用時にはじんわりとした温かさを感じることができるため、特に冬場での使用がおすすめされます。その着心地は、まるで綿に包まれているようで、ふんわりとした温かみがあります。
主な着用シーンは日常におけるカジュアルな場が中心で、結婚式などのフォーマルな場に着ていくのには向いていません。趣味の集まりといった場に着ていくと良いでしょう。
「郡上紬」を用いた着物には1着につきおよそ10,000円から50,000円程度の買取金額がついています。
ただ有名作家ものだと十万円~数十万円と高額買取りになります。
中でも郡上紬の創始者といわれる宗廣力三が手がけたものについては特に高い金額が期待できるでしょう。
この紬は大量生産することができず、1着ずつ職人が長い月日をかけて製作します。このことから出回っている数そのものが少なく、希少価値が高くなっています。
『郡上紬』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物専門の買取業者がお得
伝統工芸技法で作られた着物は、価値を見極めるのは難しい場合が多いです。
もしリサイクルショップに売ってしまうと伝統工芸着物と判定されません。
そのため着物専門の業者に鑑定してもらうことが、金額アップにつながります。
2,1社だけの査定は損をする
伝統工芸着物は買取価格が高いケースが多いので、買取業者によっても査定額に違いがあります。
ある買取業者で金額が15,000円でも、別の業者では30,000円になる可能性もあります。そのため査定は2社以上に出さないと損をしてしまいます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。