有名作家種類着物作家
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考1914年~1983年

「青木滋芳(あおきしげよし)」とは昭和時代に活躍した染色家です。

彼は1914年に東京都で生まれ、大人になってからは工芸染色家として活躍しました。織物に対する活動の幅は非常に広く、その発展に貢献したとして1982年には紺綬褒章を受章しました。

彼は溶かした蝋を用いた独特の染色法を用いています。これを布に塗ってから模様を描いてから染色していきます。

こうしてできた織物の蝋を落としていくと、その部分だけが白く抜かれる形に表現されます。

この技法は「ろうけつ染め」と呼ばれています。これのほかにも様々な技法を用いて、特に自然の景観を表現した作品を数多く残しました。

また、青木滋芳は日本全国を巡り、各地の景観をその目に焼き付けることによって自然を題材とした作品も数多く残しています。

特に「洞門」という作品においてはあえて紺色と緑色といったシンプルな色だけを用いることによって自然の持つ力強さや美しさを見事に表現しきりました。

自然界のものを多く題材とした彼の作品は総合的に見ると一見地味に見えますが、上品さの中に一点の優美さを兼ね備えたものが多くなっています。

また、全体的に落ち着いた雰囲気を醸し出しているので特に40代以降の「大人の女性」には特におすすめできます。

着用することによって醸し出される凛とした大人の雰囲気は見る者の心をわしづかみにすることでしょう。

「青木滋芳」が手がけた着物には1着につきおよそ10,000円以上の買取金額がついています。

作品やその状態によっても大きく異なるので、なるべく買った時の状態のまま売却にのぞみたい1着です。

また、彼が手がけた作品であることを証明できるものを一緒に持参する事だけは忘れないようにしましょう。

『青木滋芳』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物鑑定士がいる業者に売る

有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。

リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。

そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。

2,高く売るには2社以上の査定

着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。

実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。