紬種類男性着物
レア度
買取価格普通~非常に高い
備考

「紬」とは紬糸を用いて織られた先染めの織物です。

生糸は繭から糸を直接引き出すようにして採取され、一定の太さを持つ美しさが特徴になりますが、紬糸は採取の仕方から異なります。

生糸を採ることができない状態の悪い繭をいったん潰して広げた真綿の状態にして、そこから手で糸を紡ぎだしたものが紬糸です。

作り方の関係上、その太さは一定ではなく、独特の凹凸が生まれています。

また、いったん潰してから改めて紡いでいるためそこから取り出される紬糸の強度は非常に高く、紬を用いて製造される着物は大変耐久性が高いものになります。

特に出来上がったばかりの紬は固く、着心地も決して良いものではないのでしばらく着ていくうちになじませる必要があります。

一定の期間を着こんだものについてはかなり柔らかくなり、自分の体のフィットした1着に仕上がることでしょう。

完全な手織りは生産が限られるため、現在は機械で紬糸を作り機械織りをして大量生産されています。

主な着用シーンは浴衣に次いでカジュアルなシーンを想定しており、日常の普段着として用いられたり、近場へのちょっとした外出時に用いられることが多くなっています。

また、合わせる帯などを工夫する事でお洒落さを演出する事もできます。

「男性用着物としての紬」には数百円から80,000円前後の買取金額がついています。

女性用のものと比べるとやや控えめな買取金額になっていますが、有名産地のものや有名作家が手がけたものに関しては高額での取引が行われています。

また、従来は普段着として用いられていたため、親子2代にわたって着用されていたものもあります。

そのため古いものに関しては状態が悪くなってしまっているものが多く、大きく買取金額が落ちてしまう可能性もあります。

売却前には少しでもきれいな状態に戻すべく、クリーニング等に出しておいた方が良いでしょう。

『紬』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物専門の鑑定士が重要

男性着物には、伝統工芸着物など高額買取りになる種類が含まれています。

しかしリサイクルショップに出すと、価値に関係なく安い金額で買取りされてしまいます。

そのため着物専門の鑑定士に見てもらうことが重要になります。

2,高額買取りは2社以上

男性着物の査定額は、買取業者によって差があります。

高価な着物であれば数万円の差がつくこともよくあります。

高額買取りには2社以上で査定を受けることがポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。