【ちりめん】の買取価格、相場と詳細について

着物で主に使用される3つの生地「縮緬（ちりめん）」「羽二重」「紬」のうちの一つになります。

「ちりめん」は絹を平織りにしておることによって作られます。フランス語で「クレープ織り」とも呼ばれています。有名な産地は丹後縮緬と、長浜の浜縮緬があります。

正確には「横糸に強い撚り」をかけることによって作られる生地をもとにしており、その製作方法は次の通りです。

まず、蚕が吐いた糸の寛政体である繭を解体する事で1本の長い糸をつくりあげます。

これだけでは紡ぐことは出来ないので何本か重ねてあげることでその強度を上げていきます。これに強い撚りをかけてから再び織っていきます。

こうして生まれたちりめんは表面に凹凸が生まれており、これを「シボ」と呼んでいます。これがちりめんの最大の特徴といえるでしょう。

この様な伝統的な技法で長い期間作られてきたちりめんは最近新しい境地を開拓しています。その一つが「リカちゃん人形が着用する衣装」への起用です。

人形の衣装でありながら細部にまでこだわった素晴らしい作品であるゆえに着物ファンだけでなくリカちゃん人形のコレクターにも人気が高くなっています。

「男性用着物としてのちりめん」には一着あたりおよそ100円から最大20,000円程度の買取金額がついています。ただ多くは低価格の買取りとなります。

最近ではポリエステルで作られたものもかなり多く存在しており、そちらは最悪のケースですと売却できない可能性があります。

これは男性用着物が総じて女性ものの着物に比べると不人気であるゆえに、その需要がないからです。

しかしながら伝統工芸品としてのちりめんや有名作家がその製作にかかわっていた場合にはその買取金額は大きく上がることでしょう。もちろん証紙を持って行くのもお忘れなく。

『ちりめん』を損せず高額買取してもらう方法とは？

男性着物には、伝統工芸着物など高額買取りになる種類が含まれています。

しかしリサイクルショップに出すと、価値に関係なく安い金額で買取りされてしまいます。

そのため着物専門の鑑定士に見てもらうことが重要になります。

男性着物の査定額は、買取業者によって差があります。

高価な着物であれば数万円の差がつくこともよくあります。

高額買取りには２社以上で査定を受けることがポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。