種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「村上良子」は昭和時代後半から現代にかけて活躍している染織家です。
彼女は秋田県に生まれ、大学時代にはグラフィックデザイナーを目指していました。しかしその世界における利益を最優先する考え方が彼女の求めるものと違ったため、中退してしまいました。
そんな彼女が一生の仕事に選んだのが織物の世界でした。特に紬織の第一人者として知られる志村ふくみの作品に心を惹かれたため、彼女に弟子入りしました。
ここで草木染の技術を学んだ彼女はそれを自らの手で改良し、独自の作品を作っていきます。そんな良子の作品は数々の展覧会で受賞を重ねました。
また、志村ふくみの下で学んだのは技術だけではありません。従来までのやり方や手法にとらわれず、自由な発想で自らが求めるものを創造していくという作家としての在り方も学びました。
それを体現するように、彼女が作り出した紬織の作品には紬織の伝統を踏まえながらも、大胆な色彩や配置といった面で大きな特徴があります。
このように紬織の世界に大胆な色彩を加えることでその可能性を広げた村上良子は2016年に重要無形文化財保持者に選ばれ、その功績を日本中に認められました。
彼女の活躍は日本だけに留まりません。イギリスのロンドンにある大英博物館に展示されたり、アメリカのフロリダにある森上美術館に展示されるなどその活躍の幅は世界中に広がりつつあります。
世界中で高い評価を獲得している着物作家だと言えるでしょう。
「村上良子」が手がけた作品には1つにつきおよそ50,000円以上の買取金額がついています。
彼女が作った着物は非常に人気が高く、レンタルするだけでも200,000円を超えるものまで存在します。そのため、売却となると相当な高額での買取りを期待できるでしょう。
『村上良子』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。