種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 非常に高い~お宝級 | |
備考 | 1876年~1962年 |
「初代龍村平藏(たつむらへいぞう)」は日本における染織研究家の一人で、特に古代の宝物復元に尽力した人物として知られています。
彼は明治9年、両替商の息子として生まれました。幼いころから茶道、華道、俳諧といった文芸美術が豊富な環境で育った彼は特に俳諧の分野でその才能を開花させていきました。
現在の大阪市立大学に入学した時すでに自ら俳号をもってその活動をしていました。
彼の運命が変わったのは父の死によってでした。父が亡くなるころには家業であった両替商の仕事も傾いていたことから、平蔵は思い切って呉服商の道を選びました。
最初は販売に専念していた平蔵でしたが、18歳の時に染織技術そのものに魅力を感じ、織元として独立しました。
彼の活動は新しい染織法を生み出すことにあり、高浪織や纐纈織といったもので特許を取得しました。
他にも古代の織物研究を熱心に行っており、当時の技術では復元することは不可能と言われていた法隆寺や正倉院にあったものを見事復元しました。
さらに伝統の研究だけでなく、図案のデザインに若手を積極的に起用するなど、新しい取り組みにも挑戦しています。この時起用されたデザイナーの中には近代美術の分野で活躍した人物も多く含まれています。
まさに初代龍村平蔵は伝統を守りながら、新しい道を切り開いていく染織界のパイオニアだったと言えるでしょう。
「初代龍村平蔵」が手がけた作品には1つにつきおよそ20,000円から250,000円程度の買取金額がついています。
特に帯を多く製造していたことから出回っているものも帯が多くなっています。
彼の作った帯は最高級の逸品として着物を頻繁に着用する人には人気が高くなっているので、高値での買取りを期待できます。
『』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
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