有名作家種類着物作家
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考1853年~1910年

「川島甚兵衛」の中でもとくに有名なのが江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した二代目川島甚兵衛です。

彼は日本が開国される直前の1853年に西陣織で有名な京都府で生まれました。彼の父親であった初代は呉服屋を営んでおり、その後を継ぎました。

明治時代に入ると、諸外国の文化が日本に入ってきたことによって日本の織物業界も様々な面で変化が起こりました。

この状況に対応しきれてない職人が数多くいた中で、彼は自ら19年間フランスにわたり、ゴブラン織りを研究しました。ゴブラン織りはルイ14世の時代に最盛期を迎えたフランスにおける伝統的な織物です。

そんな2代目川島甚兵衛の作品の最も大きな特徴は日本の伝統的な織物と、海外の伝統的な織物を融合させた点にあります。

特に綴錦や唐錦といった今までになかった織物を開発しました。彼の代表作である「百花百鳥の間」はベルギーの万博において出品され、その荘厳な美しさは訪れる人々に大きな感動を与えました。

これは彼が改良した綴織の技術をふんだんに使用したもので、美術館等で展示されています。

他にも彼の作品は様々な場所で用いられており、国内では昭和天皇の居宅の装飾にも用いられるまでになりました。

「川島甚兵衛」が手がけた作品には1つにつきおよそ50,000円以上の買取金額がついています。

彼の作り出した作品の数々は織物の枠を超えた芸術品と呼べる域にまで達しているものが多く、美術品としての価値も併せ持っています。

さらに、そのスケールの大きさもあり、売却した際には非常に高額な買取金額になることが期待できます。

また、一般家庭で発見されること自体がほぼなく、もし自宅の倉庫で発見できれば相当運が良かったと言えるでしょう。

『川島甚兵衛』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物鑑定士がいる業者に売る

有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。

リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。

そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。

2,高く売るには2社以上の査定

着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。

実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。