有名作家種類着物作家
レア度
買取価格非常に高い~お宝級
備考1936年~

「小川規三郎」は昭和時代後期から平成時代にかけて活躍した博多織の職人です。

1936年に博多織のふるさとである福岡県福岡市博多区で生まれた彼でしたが、その父親は人間国宝として知られる小川善三郎でした。

そんな偉大な父に博多織の技術を直接教わることによって、職人としての腕を磨いてきました。

その後、日本伝統工芸展などの様々な場で賞を受賞した彼は2003年に重要無形文化財である「献上博多織」の保持者として人間国宝に指定されました。

「献上博多織」とは博多織の中でも最高級品を指します。

現在では職人としてだけでなく大学の教授としても活躍しており、その技術と工芸品のすばらしさを若い世代に伝え続けています。

彼が教授に就任する際、本当は生徒として入学するつもりでした。これは彼が自らの技術を再度研究したいという意欲を示したからであり彼の熱心さを伺い知ることができます。

現在博多織のほとんどは機械化が進んでおり、人の手が介入する機会が少なくなってきています。そんな状況の中、小川規三郎はあえてすべての工程に携わっています。

時間をかけて納得のいくものをつくり上げたいという規三郎のこだわりが見えます。このように作品に対して一切の妥協を許さない彼の姿勢には弟子の多くも感銘を受けています。

「小川規三郎」が手がけた品物には1つにつき50,000円から200,000円前後の買取金額がついています。

特に博多織の帯は人気が高く、1本で100,000円を超える金額がつくことも多々あります。

実は彼が自ら手がけた作品以外に、監修作品も数多く見られます。

品物によって大きく買取金額が変動するので売却前に知識量の多い専門の業者に鑑定してもらうのがおすすめです。

『小川規三郎』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物鑑定士がいる業者に売る

有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。

リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。

そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。

2,高く売るには2社以上の査定

着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。

実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。