種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 非常に高い~お宝級 | |
備考 | 1945年~2007年 |
「江里佐代子」は戦後の昭和時代から平成時代にかけて活躍した截金(きりかね)師です。
截金とは金箔や銀箔を細く直線状に切ったものを筆や接着剤で張り付けて紋様を描いていく伝統的な技法です。
もともとは染め物で使われていたものではなく、仏具を装飾するために用いられてきた技法です。
江里佐代子は元来仏具に用いられてきたその技法を屏風といった異なる分野に応用することに成功しました。
截金技術は近代に入ってからは金泥という別の手法に取って代わられているため、衰退しつつありました。
そんな伝統的な技法を再興した彼女はその功績を認められ、2002年には全国で最年少となる人間国宝として指定されました。しかしそれからわずか5年後の2007年に若くして亡くなってしまいました。
そんな江里佐代子の作品の特色は截金の技法を使って描かれていったその紋様にあります。この独特の色合いはプロの截金師だった彼女だからこそ表現できたもので、細かな文様とともにその色合いを楽しむ事もできます。
彼女が手がけた着物の着用シーンはかしこまったフォーマルな場がメインになります。しかし独特の柔らかい雰囲気を醸し出すこともできるため、ややカジュアルな場での装いとしても最適です。
「江里佐代子」が手がけた着物には一着につきおよそ10,000円から数十万円の買取金額がついています。
人間国宝クラスの人物が製作した作品は購入時には箱に入っていることがほとんどです。売却の際にはしっかりと箱の中にしまっておくことによってその着物本来の価格で買取りしてもらえる可能性が上がります。
もしない場合には買取金額が大きく下がってしまうので必ず売却前に探しておくようにしましょう。
『江里佐代子』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。