有名作家種類着物作家
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考1940年~

「和田光正」は終戦後から現代にかけてなお活躍を続けている金彩友禅の職人です。

彼は昭和15年に京都で生まれました。彼の父親は友禅の職人でしたが、3歳の時に亡くなっており、育っていく過程で友禅と触れることはありませんでした。

そして中学校卒業を機に一般企業への就職も決まっていました。

あと数日で社会人としての生活を迎えるというある日、叔母とともに友禅の工房を訪れた彼は友禅の魅力に取りつかれ、即日弟子入りを志願しました。

和田光正は、自らの社会人としての生活を捨てて友禅の世界に身を寄せたのです。

人生を友禅に捧げている彼はこの仕事を「天職」であると自ら語っています。

特に友禅の中でも「金彩友禅」を専門としており、布の上に金箔で文様を描くという独自の手法をとっています。この方法で描かれる友禅は非常に煌びやかで、着ている人を輝かせます。

もともとは大名たちがその栄華を競い合った安土桃山時代から江戸時代の初期に全盛期を迎えたものでしたが、彼はこれを現代の着物文化の中で再現しました。

京友禅の技法と、金彩技法を融合したこの手法によって彼は日本国内でも最高峰の評価を得ています。

代表作品は昭和55年の第18回日本染織作品展において文部大臣奨励賞を受賞した『春閑』であり、これをはじめとして多くの訪問着を手掛けています。

それ以降も様々な展覧会や作品展で受賞を重ねた彼はげ平成15年に「現代の名工」の一人として選ばれました。

「和田光正」が手がけた作品には1つにつきおよそ10,000円から50,000円程度の買取金額がついています。

彼の代表作の多くが訪問着ある関係上、訪問着はそれなりに高額な買取をしてもらえる可能性が高いと言えるでしょう。

『和田光正』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物鑑定士がいる業者に売る

有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。

リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。

そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。

2,高く売るには2社以上の査定

着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。

実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。