種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | 1922年~2012年 |
「細見華岳」は昭和時代中期から平成時代にかけて活動していた染織家です。
彼は1922年に農家の子として生まれました。成長していく過程で織物の魅力に気づいた彼は15歳の時に京都西陣にある帯の織元で修業を開始しました。ここで彼が後に得意とする「綴織」の技術を習得しました。
「綴織」とは下絵を見ながら色の付いた部分を一本一本丁寧に色糸をはめ込んでいくという技法であり、特に細かい部分については自らの爪を用いて織っていきます。
このことから時にこの技法は「爪で織る錦」と呼ばれることもあります。この技術を持つことによってどんなに複雑な図案であっても表現することができます。
しかしこの工程は爪を使って一か所ずつ丁寧に織り込んでいくため、集中力と時間を必要とします。
細見華岳が作り上げる作品には綴織が本来持つ繊細さと、独特の世界観を持っており、今なお多くの人々の心を魅了し続けています。
「細見華岳」が手がけた作品には1つにつきおよそ数千円から130,000円程度の買取金額がついています。
彼が作り上げた中古の帯は20000円前後で購入できることもあり、それを売却した場合には数千円の買取金額になることが予想されます。
もし着物を売ろうとした場合にはその数倍から数十倍の価値がつくと思われるため、状態が良ければ10万円以上の金額で売却することも夢ではありません。
有名作家物の作品は総じてその人物が作り上げた作品であることを示す証明書(証紙)が箱と一緒に入っているのでこちらも必ず保管したうえで売却の際には持って行くようにしましょう。
美術品的な価値を持つ彼の作品はそれら付属品の有無によって買取金額はが大きく変動しますので注意が必要です。
『細見華岳』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。