【振袖】の買取価格、相場と詳細について

「振袖」は未婚女性の第一礼装になります。現代では成人式の際に女性が着用する着物として知られています。

現代で成人式の際に女性が着用する着物として知られています。そのもっとも大きな特徴は袖の部分が長くとられており、その部分が大きく揺れ動くことからこの名前が付きました。

この袖が振られる姿は現在における恋愛関係で良く用いられる「振る」、「振られる」という言葉の語源になりました。

これは昔の女性が男性からの求愛を断る際に袖を前後に振っていたことから来ています。当時には直接求愛について応えるという行為ははしたないことだとされていました。

歴史的には留袖が未婚・既婚関係なくある程度年を重ねた女性向けに作られたものであるのに対して、振袖は若い女性や子供用に作られました。

何故袖が長くなったのかについては、舞踊を披露する際に袖が揺れ動く姿は色っぽく見え、見た目が良くなるからと言われていますが、これ以外にも様々な説があります。

しかし現在では留袖が既婚女性にとって最も格の高い服装であると言うのに対して、振袖は未婚女性にとって最も格の高い服装と考えられています。

そのため、成人式の場であってもすでに結婚している方の場合には振袖ではなく留袖を着用するのが一般的と言えるでしょう。

「振袖」には1着につきおよそ10,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

シミなどのない綺麗な状態で持ち込むことはもちろんのこと、帯や襦袢（和服用の下着）もセットにして売却することによってさらに高額での買取りを期待できるようになるでしょう。

リサイクルショップなどでも売却する事が可能ですが、その価値が分からないお店で売却してしまった場合、非常に安値がつけられてしまう可能性が高いです。そのため普通の洋服とは異なり専門店で売却する事がおすすめされます。

『振袖』を損せず高額買取してもらう方法とは？

着物には伝統工芸物や、有名作家が制作した着物など、価値が非常に高い種類が含まれています。

しかしリサイクルショップや実績のない買取店へ売ってしまうと、価値に気づかずに低価格で買取りされてしまいます。

正しく着物の価値を判定できるのは、着物専門の鑑定士になります。

着物専門の買取業者でも、お店によって査定額は異なっています。

複数枚の着物を査定すると、数万円もの金額差が発生することもあります。そのため２社以上に査定を申し込むことが大切になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。