種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 非常に高い~お宝級 | |
備考 | 1914年~1989年 |
「宗廣力三(むねひろ・りきぞう)」は昭和時代に活躍した郡上紬の職人です。
彼は幼いころから織物の世界を目指していたわけではなく、農業学校を卒業してからは青年修練所であった凌霜塾で教鞭をとっていました。ここでの教え子の多くは満州に行って開拓を行いました。
凌霜塾があったのは郡上紬の本場である郡上郡であり、ここで教育を行っているうちにこの地の地場産業である郡上紬に興味を持つようになりました。
日本が第二次世界大戦に敗北したことで凌霜塾は解散となったことで、彼はそれまで興味を持っていた郡上紬の研究を本格的にスタートしました。
郡上紬自体が戦時中は廃れており、消えてしまう一歩寸前の状態でした。
この様な状態だったものを彼は古文書から研究を重ね、現代にその技術を復刻しました。古い農家の倉庫に眠っていた機織りを修理して使えるようにするなど、努力を惜しみませんでした。
彼はその他にも「どぼんこ染め」と呼ばれる新しい染色法を開発し、紬に新しい魅力を加えました。
以上のように紬に対する熱心な姿勢や実績により、彼は紬の世界で日本初の人間国宝に選ばれました。
「宗廣力三」が手がけた作品には1つにつきおよそ50,000円から200,000円程度の買取金額がついています。
インターネットオークションにも出品されることはほとんどないうえに、出品された場合は低くても100,000円ほどで落札されているため非常に希少価値も需要も高い作品が多いと言えるでしょう。
特に紬が好きな人にとっては紬で初の人間国宝となった彼の作品はまさに憧れの着物です。
売却の時には宗廣力三が作ったことを示す証紙や箱、説明書といったものもすべてそろった状態で売ることで買取金額はさらに上を目指せるようになるかと思います。
『宗廣力三』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。