種類 | 着物作家 | |
---|---|---|
レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | 1939年~ |
「佐々木苑子(ささきそのこ)」は昭和時代から現在にわたるまで活躍している染織家です。
母親の佐々木愛子は染色の研究家として名を残した人物で、その母の影響で染織の世界に足を踏み入れることになります。静岡県で染織の基本を学んだ後、自らの工房を開きました。
彼女の才能はすさまじいもので、工房を構えてからわずか3年で日本伝統工芸展に入選しました。
そこから絣の技術を学ぶために鳥取県米子市に通うようになりました。絣においては縦糸と横糸だけを用いて曲線を描くこともあり、これに彼女は惹かれたのだと話しています。
彼女の作品の特徴は紬織の作品に絣織の技法を取り入れていることです。
また地元にある素材を使ってその作品をつくりあげています。工房の近くにある自然や井戸水などを活用しながら彼女にしか作れない作品を数多く生み出しました。
化学染料を用いることが主流になった今でも、自然が生み出す色は無限の可能性を秘めているとして自然の染料を用いています。そして身近な鳥や花といった動植物を図案に採用している点も特徴と呼べるでしょう。
こうして出来上がった作品はどこか懐かしさを感じさせる、優しい色合いを持っているのです。
苑子は50年以上ずっと自身が生まれた東京都杉並区阿佐ヶ谷にその工房を構えています。そこには彼女の母親が愛用した機織り機がいまだに残っています。
後継者の育成もこの場で行っており、特に手作業の大事さを通じて、伝統的な技法の継承を行っています。
「佐々木苑子」が手がけた作品には1つにつきおよそ数千円から100,000円程度の買取金額がついています。
売却する品物にも大きく左右されますが、中でも着物を売却する場合には非常に高い買取金額が期待できるかと思います。
『佐々木苑子』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。