種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | 1897年~1988年 |
「清水幸太郎」は主に昭和時代に活躍した染色家です。
彼は明治30年、東京に生まれました。父は長板中形の型付師として活躍していた清水吉五郎でした。
小学校を卒業したのちに彼は父親に師事し、その技術を学んでいきました。39歳の時に父が亡くなったことをきっかけに、本格的に後継ぎとなり数々の作品を世に送り出していきました。
昭和27年に東京長板本染中形の競技会に出品し、金相と銀賞を同時に受賞しました。
彼が極めた長板中形は、長板を使って片付けを行う染色法で、表と裏の両面に染色を行っていました。
しかし表面と裏面にぴったりになるように染色することは非常に高度な技術を要求するものでした。この高度な技術を幸太郎はいともたやすくクリアしていきました。
その正確無比な染色によって染められた作品は時に「これは本当に人が型付けしたものなのだろうか?機械でやったものに見える。」とまで言われるほどでした。
この様な一つの染色法を極めた彼は昭和30年に長板中形の重要無形文化財保持者として人間国宝に認定されました。
昭和63年に亡くなるまで彼はその技術をふるい続け、繊細で上品な作品の数々を製作しました。現在では彼の三男が後を継いでいます。
「清水幸太郎」が手がけた作品には1つにつきおよそ20,000円以上の買取金額がついています。
彼の作品の中でも長板中形京追掛朱竹文浴衣などは東京国立近代美術館に所蔵されており、もはや芸術品としての評価を得ています。
その技術の高さと希少性も相まって買取金額は非常に高額になっています。
インターネットオークションでも出品されることがあり、いずれも落札件数が20件数を超えるなど、大人気の職人という事が出来るでしょう。
『清水幸太郎』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。