種類 | 着物作家 | |
---|---|---|
レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | 1924年~ |
「志村ふくみ」は昭和時代から現在もなお活躍を続けている染色家です。
紬織の分野において重要無形文化財保持者に認定されており、人間国宝でもある彼女の作品は国内で非常に高い評価を得ています。
もともと紬織は農村で副業として行われていたものでしたが、彼女はこれを研究し、芸術の領域にまで高めました。
また、随筆家としても活動しており、大佛次郎賞を受賞したことがあります。
ふくみは1924年に滋賀県で生まれました。多くの人間国宝たちは幼少期から職人であった両親から技術を受け継いでいる一方で、彼女が染色家の世界に入ったのは31歳と大人になってからでした。遅咲きの染色家という事が出来るでしょう。
この世界に入るきっかけとなったのは彼女が離婚してシングルマザーになったことです。
子どもたちを育てるため、仕事をしながら育児をする必要がある中で、仕事として選んだのが織物産業でした。
彼女が織りなす紬織の特徴は草木染めによって現れるその美しい色合いです。
化学染料も頻繁に用いられている現在にあってもなお採取して間もない草花から染料を抽出することにこだわっており、そんな彼女の想いから作られる作品たちは幻想的な雰囲気を醸し出しており、ファンも多い逸品です。
現在は自身の娘である洋子とともに工房を構えており、その技術を次の世代に伝えています。
「志村ふくみ」が手掛けた作品には1つにつきおよそ30,000円から200,000円以上の買取金額がついています。
現代もその活動を続けており、作品を生み出している関係上すでに亡くなっている人間国宝の面々に比べると希少価値そのものは低いと言えるでしょう。
しかしながら作品1つ1つの値段がもともと高いものが多いこともあって売却の際にはかなりの高額での売却を狙う事もできます。
『志村ふくみ』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。