有名作家種類着物作家
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考1954年~

「土屋順紀(つちや・よしのり)」は昭和時代後期から平成時代にかけて活躍した着物作家・染織家です。

彼は京都で美術専門学校を卒業したあと、紬織の分野で人間国宝になった志村ふくみに師事しました。志村ふくみは草木染めの技術に長けた職人であり、彼女の持つ技術を教わっていきました。

志村ふくみとの出会いは専門学校の在学時でした。授業の一環で彼女の工房を訪れた順紀はその作品に大きな感銘を受けました。

これに留まらず、そのあと彼は羅と経錦の分野で人間国宝になった北村武資の下を訪れ、弟子入りしました。ここで彼は絣(かすり)織の技術を習得しました。

こうして二人の人間国宝から教わった技術をもつ彼は、そのままそれらの技術を使っていくだけでなく、これを融合し、自らの手で改良していきました。

そんな彼が人間国宝に選ばれたのは紋紗(もんしゃ)の分野です。紋紗は軽くて薄いのが特徴的であり、通気性の良い織物です。そのため、特に汗を大量にかく夏の時期に最適な織物です。

土屋順紀は人間国宝に認定されてからも紋紗や着物の魅力を全国の人々に知らしめるべく、講演会を意欲的に行っていました。

「土屋順紀」の手掛けた作品には1つにつきおよそ100,000円以上の買取金額がついています。彼が作り出す紋紗は前述の通り夏の時期に特に重宝するため、夏のシーズン前に特にその需要が高まります。

売却を考えているならばこの時期に売ってあげることで高額で買い取ってもらえるでしょう。

また、彼の着物は中古市場においては非常に希少価値が高いこともあり、その買取金額は査定に出した業者によっても大きく異なります。

そのため少しでも多くの所で査定してもらうのがおすすめです。

『土屋順紀』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物鑑定士がいる業者に売る

有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。

リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。

そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。

2,高く売るには2社以上の査定

着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。

実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。