種類 | 着物作家 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | 1900年~1983年 |
「小川善三郎」は博多織の職人として非常に有名な人物です。
彼の父親は博多織の職人の2代目であり、子どもの頃から父親の手伝いをしてきました。そして父親の技術を実際に見ることによってそれを学んでいきました。
博多織を製作する際には非常に力が要る工程があるため、女性では行うのが難しいとされてきました。
このことから当時の博多織の職人はほぼ男性でした。博多織の職人の息子として生まれた彼はまさに生まれながらにして職人になる運命が決まっていたのです。
彼は終戦後の昭和27年に独立しますが、それまでに様々な博多織の工場で修業を積みました。独立後には多くの展覧会に出品し、審査員たちの心を魅了していきました。
そうして数々の賞を受賞していった喜三郎は、1971年に博多織の技術を保持する人間国宝として指定されました。
彼が特に製作していたのは博多織の中でも最高級品とされる「献上博多織」で、草木染めを用いることによって生まれる優しい色合いで人気があります。もともとは江戸幕府に献上されていたことからこの名称になりました。
「小川善三郎」が手がけた作品には1つにつきおよそ50,000円以上の買取金額がついています。
人間国宝でもある彼の作品はもはや芸術品の域に達しているものもあり、美術館に飾られているものまで存在します。そのため、買取金額の上限を決めることは出来ず、非常に高値での買取りを期待できます。
その中でも帯については献上博多織の中でも非常に人気が高いため、さらにワンランク上の相場になるでしょう。
少しでも高値で売却するならばサイズは大きめのものを持って行くとともに正規の献上博多織であることを証明する証紙も一緒に持参するのがおすすめです。
『小川善三郎』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,着物鑑定士がいる業者に売る
有名作家が手掛けた着物は非常に価値が高いのですが、それを見極めるのは鑑定力が必要になります。
リサイクルショップだとそのような鑑定はできずに一般的な着物と判定し、安い価格での買取りになってしまいます。
そのため着物鑑定士がいる買取業者に売ることが大切です。
2,高く売るには2社以上の査定
着物を高く売るには複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。
実際の査定額は買取業者によって異なるので、たくさん買取りする場合は合計金額が数万円も差がつくことがあります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。