和装上着種類着物
レア度
買取価格普通~高い
備考

「和装上着」とは主に和服の上に羽織るコートになります。

現在では私たちは洋服を着ていることが多く、洋服の場合にも冬場にはコートを着用していますが、和服についてもそれは同様です。

通常のコートと同じく何種類かあるので以下でそれを紹介していきたいと思います。

和装コートとしてもっとも一般的なものは「羽織」です。本来の羽織は男性用に製作されていたものでしたが、江戸時代に入ってからは芸者を中心に女性も着用するようになりました。

洋服で言うところのカーディガンに近い装いになるため、屋内で着用することができるのが特徴といえるでしょう。

羽織にはその時代によって流行があり、戦前は丈が長めのものが、戦後には短めのものが一般的に着用されました。

一般的には秋から翌年の春まで着用される羽織ですが、薄手のものに関しては春から夏の期間に冷房が強すぎる時にも利用することができます。

もう一種類、和装上着としては「和装コート」が挙げられます。

使用されている素材は洋服で用いられているものと同じですが、着物の特質に合わせて襟や袖の周辺がゆったりとした形で作られています。

洋服を着ている際にも着用することができますが、首回りが大きくなっているので首元が寒くなりやすいです。その場合にはマフラーと一緒に使ってあげるといいでしょう。

「和装コート」には1着につきおよそ100円から30,000円程度の買取金額がついています。

戦前に作られた丈の長めのものについては特に近年アンティーク着物として人気が高くなっているため、想像以上の高額で取引されることも多くなっています。

専門の業者に持ち込む際にはなるべく未使用やあまり使っていないものを持ち込んであげると高値が付きやすくなります。

『和装上着』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物専門の鑑定士に見てもらう

着物には伝統工芸物や、有名作家が制作した着物など、価値が非常に高い種類が含まれています。

しかしリサイクルショップや実績のない買取店へ売ってしまうと、価値に気づかずに低価格で買取りされてしまいます。

正しく着物の価値を判定できるのは、着物専門の鑑定士になります。

2,高く売るなら2社以上に申し込む

着物専門の買取業者でも、お店によって査定額は異なっています。

複数枚の着物を査定すると、数万円もの金額差が発生することもあります。そのため2社以上に査定を申し込むことが大切になります。

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