アンティーク着物種類着物
レア度
買取価格少し高い~お宝級
備考

「アンティーク着物」とは昭和時代初期よりも前に作られた着物を指します。

およそ製作されてから100年以上たっていればアンティーク着物と呼べる代物になるでしょう。

私たちが「着物」と聞いてまず最初に思い浮かぶであろう時代劇のワンシーンなどで登場人物たちがきている着物はほぼすべてこれに該当します。

デザインの特色は花柄や幾何学模様といった装飾が施されていることで、近年の大正・昭和ブームを受けてアンティーク着物にも再度注目が集まっています。

現在に製作される着物と異なる点は、昭和時代以前の日本では着物が日常的な衣服として用いられていたことから、日常でも着用しやすいように工夫されている点と言えるでしょう。

また、その裁縫の丁寧さや精巧さは当時ならではの技術です。特に明治時代から大正時代にかけて日本の主産業の一つは製糸業だったことから大量生産の技術を用いて多くの着物が製造されました。

この様な上質なアンティーク着物は非常に人気が高く、現代の技術をもってしても同じものを製作することは難しいとされています。

日本国内では福島県郡山市熱海町に「日本きもの文化美術館」があり、3,000着を超えるアンティーク着物を見ることができます。

「アンティーク着物」には1着につきおよそ10,000円から300,000円程度の買取金額がついています。

普段着として用いられていた関係上、経年劣化もありあまり状態の良いものは残っていません。中でもシミがひどいものやカビが生えているものについては買取り自体をしてもらえないこともあります。

しかしあまり着用しておらず当時のままの状態で残っているものがあれば数万円の価値があるので劣化する前に売却しに行きたい着物と言えるでしょう。

『アンティーク着物』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物専門の鑑定士に見てもらう

着物には伝統工芸物や、有名作家が制作した着物など、価値が非常に高い種類が含まれています。

しかしリサイクルショップや実績のない買取店へ売ってしまうと、価値に気づかずに低価格で買取りされてしまいます。

正しく着物の価値を判定できるのは、着物専門の鑑定士になります。

2,高く売るなら2社以上に申し込む

着物専門の買取業者でも、お店によって査定額は異なっています。

複数枚の着物を査定すると、数万円もの金額差が発生することもあります。そのため2社以上に査定を申し込むことが大切になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。