江戸小紋種類着物
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

「江戸小紋」とはかつて江戸周辺の地域で製作された小紋になります。

江戸時代において大名たちの間で自らの服装の豪華さを競うということが大流行しました。だんだんと豪華で派手になっていく装いに対してついに江戸幕府はこれを規制することにしました。

この政策に対して、大名たちは遠くから見た時に地味な無地に見えながら、傍で見ると綺麗な柄になっている着物を製作し始め、これが江戸小紋の原型となりました。

上記の成り立ちを持っているため、総じて模様が細かく、小さいというのが特徴として挙げられます。

また、華やかさも控えめな江戸小紋はしばしば他の小紋とは異なり、カジュアルだけでなくフォーマルなシーンでも着用することができます。

ただ本来は普段着として着用するためのものなので、紋をつけたり帯を袋帯にして煌びやかに見せるなどの工夫が必要になってきます。

結婚式や子どもの入学式といったシーンでも着用ができる江戸小紋ですが、ご自身の年齢も考えて着用することをおススメします。

その装いは遠目で無地に見える関係上、非常にシンプルなものになるので結婚式などの場では少々味気なく感じてしまうかもしれません。

しかしそのシンプルさゆえに落ち着いた雰囲気を演出することができるので、40代以上の方でなおかつ「大人な女性」を演出したい時には特におすすめできます。

あとはちょっとしたお出かけの機会や趣味の会合にも着用出来ます。その際には帯は少し華やかなものにしても大丈夫です。

「江戸小紋」の着物には1着につきおよそ10,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

小紋自体は着用できる場面がかなり多いため需要が高い着物です。そのため、業者にもよりますが大体安定した買取金額が保障されています。

『江戸小紋』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,着物専門の鑑定士に見てもらう

着物には伝統工芸物や、有名作家が制作した着物など、価値が非常に高い種類が含まれています。

しかしリサイクルショップや実績のない買取店へ売ってしまうと、価値に気づかずに低価格で買取りされてしまいます。

正しく着物の価値を判定できるのは、着物専門の鑑定士になります。

2,高く売るなら2社以上に申し込む

着物専門の買取業者でも、お店によって査定額は異なっています。

複数枚の着物を査定すると、数万円もの金額差が発生することもあります。そのため2社以上に査定を申し込むことが大切になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。