種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「吉川優(よしかわ・ゆう)」は平成時代に入ってからも活躍を見せる日本画家です。
彼は1958年に山口県周防市で生まれました。画家になることを夢見て愛知県立芸術大学に入学し、日本画の基礎を学びました。大学卒業後は大学院でさらなる技術の向上に努め、大学院が終了する年には院展で初入選を果たしました。
院展での初入選を最後に団体展での出品は行っておらず、公募展や個展にステージを変えて活動しています。
団体展での受賞歴は出品を行っていない関係上多くはありませんが、1988年には東京セントラル美術館日本画大賞展で佳作賞を受賞するなど、画家としての実績は着実に積み重ねています。
彼の作品には「2つの魅力」が内在しています。
1つ目は「ワイルドさ・ダイナミックさ」です。大作を手掛けることも多く、ドイツのロマン派を彷彿とさせるような作風には圧倒的な存在感があります。観客に今もなお新鮮な驚きを与え続けています。
エベレストやモンブランなど世界各国の山々を訪れ、ダイナミックな多数の山岳画を描いています。
存在感や力強さ、見るものにエネルギーをもたらす重厚な作品は彼の持ち味の一つと言えるでしょう。
2つ目は「古典絵画への回帰」です。
上記のようにダイナミックさを持っている彼の作品ですが、中には中国・北宋画を連想させるような作品や古典絵画に通じる技術を用いている作品が見られます。
彼自身が古典絵画を研究しており、その技術を駆使して新たな日本画の姿を模索していたことがうかがえるでしょう。
古典絵画を研究し、その技術を自らの作品に生かしている日本画家は他にもいます。しかしこれほどの圧倒的な存在感を放ち、個性豊かな作品を描く日本画家にはなかなか巡り合うことは出来ません。
「吉川優」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から55,000円前後の買取金額がついています。
『吉川優』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。