種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「吉村誠司(よしむら・せいじ)」は2018年にも古典の開催が行われている現代日本画家です。
彼は1960年(昭和35年)に福岡県福岡市で生まれました。
画家を目指して名門・東京藝術大学に進学し、日本画の基礎から応用を学びました。卒業制作として作られた『Sai』は卒業制作の最優秀賞に当たるサロン・ド・プランタン賞と春の院展での初入選を同時に果たしました。
この作品は作中に描かれている3匹のサイが一つの塊のように表現されている点で全体的にアンバランスな部分があり、そこには不思議な空間が広がっています。
その翌年には院展で『生きる』が入選するなど日本画家としての人生を順調に歩んでいた彼でしたが1996年に転機が訪れます。
この年の秋の院展が終わった後、彼は病院で脳腫瘍の診断を受けます。それまでほぼ毎年のように出品していた院展への参加を断念し、入院・手術を行いました。
1998年には退院し、復活を遂げます。復帰作として出品されたのは『硝子を透して』という作品で、透明な質感が魅力的な1枚になっています。これにより彼は院展の大観賞を受賞しました。
その後、彼は題材を求めて精力的に海外に取材に赴いています。そこで描き出したスケッチをもとにまた新たな作品を創造し続けているのです。
彼の作品の特徴としては、総じて幻想的かつ不思議な雰囲気を持っていることが挙げられるでしょう。あえて一部分をぼやかして描く手法はまさに日本画の基礎基本ですが、彼が描き出すものには独自の世界観が生まれています。
案山子を描いた作品であれば、それらがあたかも踊っているかのような躍動感を見せます。
「吉村誠司」が手がけた日本画には1枚につきおよそ2,000円から50,000円前後の買取金額がついています。
『吉村誠司』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。