画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「山元春挙(やまもと・しゅんきょ)」は明治期から昭和期にかけて活躍した日本画家で、京都画壇においては竹内栖鳳と並び称された人物です。

彼は明治4年11月24日(1872年1月4日)に滋賀県大津市で生まれました。小学校を卒業後、すぐに遠い親戚にあたる日本画家・野村文挙に弟子入りしました。1885年からは野村の師匠である森寛斎からもその技術を教わりました。

ふたりの重鎮から絵の基礎を教わった彼は1886年に行われた京都青年絵画共進会に2つの作品を出品し、見事一等褒状を獲得しました。1991年には竹内栖鳳らとともに青年絵画懇親会を結成しています。

1899年からは京都市立美術工芸学校で教鞭をふるう傍らで、その翌年には後の早苗会を結成し、展覧会を主宰しました。

その後も日本画家として順調な道を歩んでいった彼はパリ日仏交換展においても作品を2点出品し、その功績を買われて4年後にはフランス政府からシュヴァリエ・ドラ・レジョン・ドヌール勲章を受章するという名誉を獲得しました。

さて、そんな国内外から人気の高かった山元春挙ですが、天皇家とも深いかかわりを持っていました。

中でも明治天皇は彼の大ファンであり、明治天皇が亡くなった際に床の間には春挙の作品が飾ってありました。

さらに1926年に制作された『祥瑞之図屏風』は大正天皇と昭和天皇が所有していたことがあり、非常に品格のある作品であったことが分かります。

「山元春挙」が手がけた日本画には1枚につきおよそ20,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

彼が活動していた時代は戦前であり、さらには前述の通り明治天皇が好んで所有していたことから価値そのものは非常に高くなっています。

『山本春挙』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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