画家種類日本画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「山本丘人(やまもと・きゅうじん)」は1948年に創造美術を結成した日本画の一人であり、戦後の日本画壇における重要人物です。

彼は1900年(明治33年)4月15日に東京都港区で生まれました。府立三中、府立工芸といった学校を経て広瀬東畝・篠田柏邦に弟子入りしました。ここで日本画の基礎を学びました。

その後は東京藝術大学を卒業後、さらなる研鑽を積むために松岡映丘に弟子入りしています。ここでは後の彼の作風の礎となる様々な技術を融合させるという考え方を得ました。

この様に自信の作品の向上に非常に熱心であった丘人でしたがなかなかその芽が出ることはなく、苦心していました。

しかし彼が28歳になった年に帝展での初入選をきっかけに注目を集めるようになりました。

彼の日本画家としての生涯のテーマは「新しい日本画の可能性を模索する」ことであり、それを実現するために太平洋戦争の真っただ中に国士会を結成しました。この創立メンバーとして、東山魁夷らが参加しました。

さらに戦後になってからは「世界に通用する日本画を創造する」という目的意識から創造美術を結成しました。

彼の作風はまさに世界に通用する日本画を体現するもので、精密な描写と日本画らしい雰囲気を合体させています。

その描写の綿密さは近代の西洋画を彷彿とさせるもので、これを日本画らしく描くという独特のタッチで人気を博しました。

彼の功績により日本画の価値は世界的に向上しており、こうした意味では彼が日本画壇で果たした役割は非常に大きいと言えるでしょう。

「山本丘人」が手がけた日本画には1枚につきおよそ8,000円から500,000円前後の買取金額がついています。

肉筆の希少な作品については非常に高い買取金額を期待することが出来るでしょう。

『山本丘人』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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