画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

手塚雄二」は現在東京藝術大学の教授を務める人物であり、今も日本画の世界に貢献している人物です。

彼は1953年に神奈川県で生まれました。学生時代から絵が上手で画家に憧れていた彼は1976年に東京藝術大学に入学し、その技術にさらに磨きをかけています。

在学中に『歌占い』、『歌占い』といった作品で院展で入賞を果たすなど、当時から注目度が高い人物でした。

さらには卒業制作としてつくった『夢模様』という作品もサロン・ド・プランタン賞を取っており、若くしてその才能は花開きました。

大学卒業後も院展で活躍を続けており、受賞歴も数知れません。

次に手塚雄二の作品を見ていきましょう。2010年に制作された代表作『月明那智』は那智の滝の真上に月が輝いている様子を描いた秀作です。

暗い夜の中で、月明かりによって那智の滝が照らされている様子は非常に幻想的で、那智の滝が信仰の対象とされてきたことを象徴しているのです。

自然物を観察し、そのありのままを描き出す鋭い感性によって完成されたこの作品は多くの人々の心を魅了しました。

『月明那智』は現代の日本画を代表する作品の一つとなり、2017年にはグリーティング切手「日本の絵画」のモチーフとして採用されています。

彼の作品を総合してみていくと、花月草星といった日本が本来のテーマを扱っているものが多く、その基礎に忠実な作品たちは昔ながらの日本画の匂いを感じられることでしょう。

しかしその中に豊かな色彩や独特の色遣いがあり、これからの日本画のあるべき姿を模索しているようにも感じられます。

「手塚雄二」が手がけた日本画には1枚につきおよそ8,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

『手塚雄二』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。