画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「山口蓬春(やまぐち・ほうしゅん)」は1965年に文化勲章を受章し、文化功労者にも選ばれた日本画家です。

彼は1893年10月15日に北海道で生まれました。彼は中学生時代は絵に対する興味を持っており、白馬会研究所に通って洋画を教わっていました。

洋画の技術をここで習得した彼が次に目指したのは東京藝術大学です。ここではそれまで彼が取り組んでいた西洋画を専攻します。

西洋画家として在学中に2回二科会で入選を果たすなど、才能の片鱗を見せていました。

しかし賞を取ったことに満足せず、彼はなんと日本画への転向を決心しました。こうして日本画科に編入したのですが、さらに驚くべきことに首席で卒業してしまいました。

もともと洋画を教わっていたとはいえ、日本画にもその技術は通ずるものがあったのでしょう。

卒業後は松岡映丘に弟子入りし、日本古来の大和絵を習得しました。

展覧会への出品も行っており、第7回帝展では『三熊野の那智の御山』で特選を獲得しました。それと同時にこの作品は宮内庁が買い上げるという名誉を授かりました。

さて、彼の日本画にはもともと洋画を学んでいたためか、その影響が色濃く見られます。

大和絵という日本古来の日本画を学んだこともあるため、伝統を大事にしているのはもちろんですが、そこに近代の西洋画に見られるエッセンスを加えることによって独自の日本画を展開しました。

モダンな雰囲気と日本画特有の厳かな雰囲気を融合させることによって生まれた不思議な空間構成が、彼の作品には含まれているのです。

『夏の印象』はその代表格と言えるでしょう。

「山口蓬春」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から95,000円前後の買取金額がついています。

『山口蓬春』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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