種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「松村公嗣(まつむら・こうじ)」は現在愛知県立芸術大学で学長を務める日本画家です。
彼は1948年に奈良県桜井市で生まれました。26歳の時には愛知県立芸術大学大学院を修了すると、片岡球子に師事しました。
彼女のもとで日本画の精神性や技術にさらに磨きをかけた公嗣は院展でその頭角を現し始めます。
1979年に奨励賞を受賞したことをきっかけに、以後10回以上にわたって賞を獲得しています。その中でも1997年に行われたの春の院展では外務大臣賞を獲得しました。
松村公嗣が描いてきた作品を見ると、これといった統一されたものはなく、風景画や花鳥画をはじめとする幅広いジャンルのものがあることに気づきます。
彼自身が興味を持ち、感銘を受けたものだけを絵にするという強いこだわりを感じられます。
彼の興味は国内のものだけでなく海外にも及んでおり、中国やインド、スペインなどの海外にも着目し、モチーフ探しをしています。
そこで出会った人々の暮らしぶりなどもその対象であり、彼の視野の広さを感じられることでしょう。
彼の作品を一つ紹介していきましょう。2009年に描かれた『熊野古道』という作品は熊野古道の道中にある石段を描いた作品です。
一見すると地味にも思えるモチーフでありながら、石段のところにだけ木漏れ日が差し込んでいることによって大きく印象を変えています。
それはさながら、神へと続く神々しい道のように見え、熊野古道の神聖さを演出しているのです。
「松村公嗣」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から70,000円前後の買取金額がついています。
彼の描いた作品の中には1000ピースのジグソーパズルの題材となったものもあり、その人気の高さを伺い知ることができます。
『松村公嗣』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。