歌川国芳種類浮世絵
レア度
買取価格非常に高い~お宝級
備考

「歌川国芳(うたがわ・くにひろ)」(1798年1月1日~1861年4月14日)は日本を代表する浮世絵師です。

彼が生きていた時代は江戸時代終盤であり、ちょうど外国との交流が開かれようとしていた時期でした。そんな時代において国芳の作品は三代豊国と人気を二分していました。

彼が描いた作品の特徴はなんといっても奇想天外な発想や、大胆なアイディアといえるでしょう。また、それを絵画として表現できるだけのデッサン力も持ち合わせていました。

彼の作品は一見すると奇天烈なもので、なかなか最初は受け入れられませんでしたが、その大胆さやアイディアが認められて徐々に人気が上がっていきました。

特に宮本武蔵と巨大な鯨を描いた作品は彼の真骨頂とも言えるもので、剣豪として知られている宮本武蔵の相手として鯨を採用しています。

これは名人であった宮本武蔵の相手はもはや人間ではつとまらないということを示すためのもので、この発想に当時の人々は大変驚き、感心したと言われています。

また、天保の改革で風俗の粛清が行われ、美人画が中止になった際には浮世絵の中でその風刺を盛り込みました。

1843年に発表された『源頼光公館土蜘作妖怪図』では当時の将軍と改革を主導していた水野忠邦を暗に批判しています。

これによって改革に苦しむ人からの支持を一層集めました。

「歌川国芳」が手がけた作品には1つにつきおよそ数千円から2,000,000円程度の買取金額がついています。

何の変哲もない七福神をテーマにした作品は過去に数万円で査定された過去がありますが、彼の特徴ともいえる大胆さを垣間見ることができる作品については数十万円から数百万円という高額で取引される可能性を秘めています。

『歌川国芳』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品買取業者がお得

浮世絵は鑑定が難しいため、専門のお店でなければ正確に査定できません。

もしリサイクルショップへ出してしまうと、どんな品物でも1,000円程度の買取りとなってしまいます。

骨董品専門の買取業者へ出すのが無難です。

2,1社の査定では損をする

あまり知られていませんが、骨董品の査定額は買取業者によって金額が違います。

もし1社でしか査定をしていないと、安く買取りされている可能性があります。

2社目では数万円も高くなることはよくあります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。