歌川広重種類浮世絵
レア度
買取価格非常に高い~お宝級
備考

「歌川広重」とは1797年から1858年に生きていた江戸時代末期の浮世絵師です。

江戸時代後期には葛飾北斎や東洲斎写楽といった有名な浮世絵師が何人も登場してきますが、彼らと並んで有名な浮世絵師として知られています。

中でも『東海道五十三次』は彼の代表作とも呼べるもので、小中学校の教科書や資料集でも見覚えのある方が多いのではないでしょうか?

浮世絵は版画による製作が主流になっていましたが、その一方で彼は数多くの肉筆画を残しました。中でも「天童広重」は天童藩から依頼されたもので、当時としては珍しい遠近法を用いた絵も存在しました。

そんな歌川広重の作品の特徴は全体像を大胆に描いた構図と、「ヒロシゲブルー」と呼ばれることのある美しい藍色(青色)です。

特にヒロシゲブルーはアメリカやヨーロッパをはじめとした海外で非常に高い評価を獲得しており、同時代に活躍したフランス印象派の画家たちに少なからず影響を与えたと言われています。

「歌川広重」が手がけた作品には1点につきおよそ数千円から2,000,000円以上の買取金額がついています。

彼の代表作として知られる東海道五十三次の中でも人気のあるものと人気のないものがあり、どこの風景が描かれているかによって買取金額は変動します。

特に人気が高いのは日本橋や蒲原、庄野といった土地を描いているものです。それ以外の場所についてはそこまで高額の査定は付きにくくなっています。

また、最近では彼が晩年に残した『名所江戸百景』の人気が高まっています。これは当時の浮世絵の中では珍しく縦に描かれているもので、ゴッホが模写したと言われるものも含まれています。

総じて初刷りのものは美しさが際立っているため、相当な高額が期待できるでしょう。

『歌川広重』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品買取業者がお得

浮世絵は鑑定が難しいため、専門のお店でなければ正確に査定できません。

もしリサイクルショップへ出してしまうと、どんな品物でも1,000円程度の買取りとなってしまいます。

骨董品専門の買取業者へ出すのが無難です。

2,1社の査定では損をする

あまり知られていませんが、骨董品の査定額は買取業者によって金額が違います。

もし1社でしか査定をしていないと、安く買取りされている可能性があります。

2社目では数万円も高くなることはよくあります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。