画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

「土田麦僊(つちだ・ばくせん)」は近代の日本画に革命を起こした画家の一人であり、大正~昭和時代に活動していた人物です。

彼は1887年2月9日に新潟県の農村で生まれました。彼は小学校を卒業した後に一時寺に入りましたが、画家になりたいという夢を持つようになり寺を出ました。

そこからしばらくたって竹内栖鳳の弟子となった彼は京都市立絵画専門学校を卒業することとなります。在学中から文展に作品を出品していました。

彼の作品を語る上で西洋絵画の影響を外すことは出来ません。

彼は学生時代からルノワールやゴーギャンといった画家に強い影響を受けており、作品の数々にその技法や特徴を盛り込んでいます。

1913年に発表された『海人』ではゴーギャンの荒々しく野性的な画風を、1918年に発表された『湯女』ではルノワールが描き出すような官能的な美しさを見事に再現しています。

日本画というジャンルを極めている傍らで、西洋画の技法を幾度となく取り込んだ彼の日本画は、当時たいへん先進的なものでした。

しかしその一方で、それまでの日本画を守ろうとする保守派にはあまり受け入れられず、伝統的なやり方を改善しようとしないことに憤った彼は1918年に国画創作協会を立ち上げました。

この組織は西洋美術と西洋美術を融合させ、新しい日本画を創造していった点で、日本の美術史上に残ることとなりました。

「土田麦僊」が手がけた作品の数々には1つにつきおよそ2,000円から120,000円前後の買取金額がついています。

インターネットオークションを見てみると、彼の肉筆の葉書が10万円以上という高額で取引された実績があります。

日本画という範囲にとらわれず、彼が関わったものであれば高額で売却できる可能性を秘めていると言えるでしょう。

『土田麦僊』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。