画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「寺崎広業」は放浪の画家とも呼ばれる日本画家です。

彼は慶応2年2月25日(1866年4月10日に秋田県秋田市で生まれました。

もともと絵を描くことが好きだったものの実家が非常に貧しかった彼は素麺の製造に従事しながら絵を描き続けていました。

その後は秋田藩の画家・小室秀俊に師事しましたがやはり生活が苦しい状況は変わらず、登記所雇書記としての仕事も同時に始めていました。

さらに平福穂庵や菅原白龍にも弟子入りしますが、放浪癖は治らず、日本全国各地を回りながら創作活動を続けています。

まず日光では美人画を描いており、それで彼は名前を広めていくこととなります。日光から戻ってからは挿絵を描くという仕事もこなしました。

これらの仕事を通して、日本画のみならず絵の描き方全般を自分のものにしていったのです。

その後も『大仏開眼』といった超大作を手掛けながらも、東京芸術大学で教育者としても勤め上げた彼の功績は計り知れないと言えるでしょう。

彼は1919年にこの世を去ってしまいましたが、その葬儀にはなんと3000人もの人々が訪れました。放浪していく中でその土地の人とコミュニケーションをとっていった、そんな彼の人間性の温かみは多くの人々に愛されていたのです。

寺崎広業の作品は時期によって何種類かに分けることができ、そのどれもが異なる魅力を醸し出しています。

画家は一つの花鳥画、美人画といったジャンルに偏りがちですが、彼はそんな当時の日本画壇に疑問を突き付けるかのように、オールマイティに様々なジャンルの作品を手掛けていったのです。

「寺崎広業」が手がけた日本画には1枚につきおよそ7,000円から200,000円前後の買取金額がついています。

『寺崎広業』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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