画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「竹内栖鳳(たけうち・せいほう)」は半世紀以上日本画の世界で活躍し、第1回の文化勲章を受章した日本画家として知られる人物です。

彼は1864年12月20日に京都府で生まれました。実家は川魚料理屋を営んでいました。

彼が絵の世界に本格的に入ったのはわずか13歳の時で、四条派の画家であった土田英林に絵を教わっています。4年後、17歳の時に幸野楳嶺の私塾に入門すると、たちまちに頭角を現し始めました。

23歳の時に結婚したことをきっかけにして絵師として独立し、それ以後は個人で作品を製作し続けました。

彼の作品が広く認められたのは1900年に開催されたパリ万博の時で、この時出品していた『雪中燥雀』が銀牌を受賞しました。

それによってヨーロッパの視察に訪れた彼はターナーやコローといったヨーロッパの画家の作品を見て、大きな感動を覚えたと言われています。

洋画と触れたことは彼の新しいモチベーションになり、それ以後に製作された彼の日本画には一部洋画のスタイルを取り入れたものが存在します。

1904年に発表された『ベニスの月』は水彩画の技法を日本画の中に取り入れているという点で珍しく、当時の人々を驚かせました。

彼の特徴は西洋画と同様に「写実性」に非常に重きを置いた点が挙げられるでしょう。時に「竹内栖鳳が動物を描いたら、その動物の匂いまで描く。」とまで言われることもあり、彼の写生能力の高さをうかがわせます。

「竹内栖鳳」が手がけた作品には1枚につきおよそ2万円から300万円前後の買取金額がついています。一部では500万円になる作品もあります。

横山大観と並んで戦前の日本画を牽引してきた二大巨匠の一人だと言われる彼の作品はもちろん高額買取りの対象になります。

『竹内栖鳳』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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