画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「池上秀畝(いけがみ・しゅうほ)」は明治から昭和時代にかけて作品を生み出し続けた日本画家です。

彼は1874年10月10日に長野県で生まれました。彼の祖父は家業を他の人間に任せ、絵師のもとで日本画を学んで自らの画論を発表した人物です。

また父親も絵や俳句など、趣味に明け暮れる生活を送っていました。そのような家庭で育った彼は後に自著で「絵の描き方は自然に覚えた」と記しています。

明治22年からは画家を本格的に目指すために父親と上京し、師となる人物を探して訪ねていきましたがいずれも父が気に入らなかったために断念しています。結果的には父の知り合いであった荒木寛畝のもとで文人画を習得しました。

このころ、父の名前である「秀華」と、師匠である「寛畝」から一文字ずつ取って「秀畝」という名前を名乗り始めました。

さて、画壇に登場してからの彼の活躍は目覚ましく、1916年から1918年までの3年間文展において連続で特選に選ばれました。

しかし特選を獲得しておきながら文展の審査基準について思う所があった彼はこれに反発し、新しい結社を結成するなどの文展改革を行っていきました。

このエピソードは自らの3年連続特選という現状に満足せず、日本の美術界をよりよくしようという彼の向上心を感じさせます。

池上秀畝の作品の特徴は類まれなるデッサン力で実現される写実性にあります。

日本画の枠の中にいながら、その写実性はまるで洋画を彷彿とさせるもので、肖像画といっても過言ではないでしょう。

1950年には祖父の代から3代にわたる池上家の活躍を顕彰する記念碑が建てられました。

「池上秀畝」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から120,000円前後の買取金額がついています。

『池上秀畝』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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