【村田茂樹】の買取価格、相場と詳細について

「村田茂樹」は戦後に京都を中心に活動していた日本画家です。

彼は1946年に京都で生まれました。若いころから精力的に作品の制作に取り組んでおり、22歳の時には新制作協会展に出品しています。

数々の展覧会に出品する傍らで、自らの作品の良さを多くの人に知ってもらうべく地元・京都で個展を何度も開催しました。その際には「小さな駅」、「花」、「風景」など様々なテーマを設定してそれに合う作品を製作しています。

彼は個展を開催するたびに違ったテーマを設定しており、「石」や「やさい」といった日本画のテーマとしては珍しいものにも着目し、日本画の新しい可能性を見出しました。

そんな村田茂樹の作品の中でも特によく知られているのが『私の出会ったホロコーストの遺品たち』というシリーズ物の絵画です。
広島県の福山市にあるホロコースト記念館で展示されている品物の数々を実際に見た彼は、一目見た時からこれを絵に残そうと心に決めたそうです。

（ホロコーストとは第二次世界大戦中に行われたナチス・ドイツによる大虐殺のことを指します。）

そんな高いモチベーションの中で作られた作品の数々は、展示されている品物を細部にわたるまで綿密に再現しています。

見るものにホロコーストで行われた悲劇を風化させることなく、もう2度とこのような戦争を起こさないようにしようという魂のメッセージが込められているのです。

日本画家としての彼の特徴は繊細なタッチにあると言えるでしょう。例えば布地を描いた場合にはその布地にある縫い目の一つ一つまで正確に描いているのです。これは自然物を描くときにも同様です。

「村田茂樹」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

『村田茂樹』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。