画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「竹内邦夫」は昭和時代後期から平成時代半ばまで活躍した日本画家です。

彼は昭和12年に東京都で生まれました。若いころから素晴らしい絵の才能を持っていた彼は東京藝術大学に進学し、卒業後は岩橋英遠に弟子入りました。

岩橋英遠のもとでさらに日本画の技能を磨いた彼が主に活躍したのは院展でした。

彼は1978年と1981年の春の院展で二度にわたって奨励賞を受賞しました。

彼の作品には人物画はほぼ見られず、その多くは風景画となっています。特に富士山をこよなく愛していた彼はそれをモチーフにした作品を数多く残しました。

『富士』という題名の付いた作品は間近から見た富士山の雄大な景色を見事に描いています。

山の下のほうに行くにつれモヤがかかったように見えるのが特徴的で、そこには富士山を実際に見たからこそ再現できた写実性が透けて見えます。

この作品には2種類あり、昼間の富士山を描いたものと、夕方の富士山を描いたものがあります。

同じものを題材としながらも、その時間帯によって細かな部分で描き分けており、富士山の様々な表情を楽しむことができます。

上記のように数多くの富士山を描いた彼ですが、オホーツク海を描いた作品も存在します。

「オホーツク」と題された作品は文字通りオホーツク海の様子を描いたものですが、そこにはやはり生き物は描き出されておらず、海とその上に積もる雪だけで厳しい自然状況を克明に描き出しています。

「竹内邦夫」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

絵のサイズにもよりますが、彼が得意としていた富士山を描いた作品のほうが総じて高めの金額で売買されることが多くなっています。

『竹内邦夫』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。